インドネシアには、ユネスコの世界遺産が数多く存在します。どれもその地域の歴史や文化、自然を象徴するような、見応えのあるものばかり。この記事では、インドネシアの世界遺産の中から、特におすすめする15の遺産を紹介します。
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インドネシアの世界遺産
インドネシアは、その豊かな自然と独特の文化で知られ、多くの世界遺産が点在しています。その中でも特に有名なのが、ジャワ島にある「ボロブドゥール寺院遺跡群」や「プランバナン寺院群」、そして「コモド国立公園」などです。これらの遺産は、インドネシアの歴史や文化を深く理解するための重要なスポットとなっています。
また、インドネシアの世界遺産は、その多様性が魅力の一つです。例えば、「ウジュン・クロン国立公園」や「スマトラの熱帯雨林遺産」は、自然遺産としての価値が認められています。一方で、「サンギラン初期人類遺跡」や「ロレンツ国立公園」は、人類の歴史や進化を学ぶ上で重要な場所となっています。
このパートでは、これらの世界遺産について簡単にご紹介します。それぞれの遺産が持つ魅力や歴史、そして訪れる際のポイントなどを詳しく知りたい方は、次のパートをご覧ください。インドネシアの世界遺産を巡る旅は、新たな発見と感動が満載です。ぜひ、この機会にインドネシアの深い魅力を感じてみませんか。
ボロブドゥール寺院遺跡群
インドネシアのジャワ島中部に位置するボロブドゥール寺院遺跡群は、仏教寺院の石造遺跡群で、ユネスコの世界遺産にも登録されています。8世紀から9世紀にかけて建造されたとされ、その規模と美しさから訪れる観光客を魅了し続けています。ボロブドゥール遺跡、パウォン寺院、ムンドゥット寺院の3つの寺院で構成されており、それぞれが異なる魅力を持っています。
ボロブドゥール遺跡は、中部ジャワの中心都市ジョグジャカルタの北西約42kmに位置し、巨大なムラピ火山に囲まれた平原の中央に立地しています。その東方向2-3kmほどには、パウォン寺院とムンドゥット寺院が位置しています。これらの寺院は、それぞれが仏教的宇宙観を象徴する巨大な曼荼羅といわれ、一見の価値があります。
ボロブドゥール寺院遺跡群は、その歴史的価値と美しさから、インドネシアを訪れる観光客にとっては必見のスポットとなっています。その壮大な景観と、仏教の教えが刻まれた石造りの寺院は、訪れる人々に深い感動を与えてくれるでしょう。一度は訪れてみたい、そんな場所です。
所在地 | Jl. Badrawati, Kw. Candi Borobudur, Borobudur, Kec. Borobudur, Kabupaten Magelang, Jawa Tengah, インドネシア |
料金 | 50000 IDR |
営業時間 | 6時30分~16時30分 |
地図 |
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※ 情報更新のタイミングにより価格等が実際と異なる場合があります。最新情報はツアーページをご確認ください。
プランバナン寺院群
インドネシアのジョグジャカルタ特別州に位置するプランバナン寺院群は、ヒンドゥー教寺院としては世界最大の規模を誇ります。その壮大な建築美と、神々への信仰心を感じさせる彫刻が訪れる人々を魅了しています。寺院群は、シヴァ祠堂、ブラフマー祠堂、ヴィシュヌ祠堂など、さまざまな祠堂から構成されています。それぞれの祠堂には、ヒンドゥー教の神々への敬意と信仰を表現した彫刻が施されており、その細部までこだわった美しいデザインは見る者を感動させます。
プランバナン寺院群は、その歴史的価値と芸術的な美しさから、ユネスコの世界遺産にも登録されています。寺院群の周辺には、さまざまな寺院や遺跡が点在しており、その一つ一つが古代の歴史を物語っています。また、寺院群はケウ平原という考古学的に豊かな地域に位置しており、その地域全体が一大観光地となっています。プランバナン寺院群を訪れると、その壮大さと美しさ、そして歴史の深さに圧倒されることでしょう。
プランバナン寺院群は、その美しさと歴史的価値から、多くの観光客に愛されています。その壮大な建築美と、神々への深い信仰心を感じさせる彫刻は、訪れる人々を魅了し続けています。プランバナン寺院群を訪れたら、その美しさと歴史の深さを自分の目で確かめてみましょう。
所在地 | Jl. Raya Solo – Yogyakarta No.16, Kranggan, Bokoharjo, Kec. Prambanan, Kabupaten Sleman, Daerah Istimewa Yogyakarta 55571 インドネシア |
料金 | 370000 IDR |
営業時間 | 6時30分~17時00分 |
地図 |
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コモド国立公園
インドネシアに位置するコモド国立公園は、小スンダ列島のコモド島、リンチャ島、パダール島を含む、1,733㎢の面積を有する公園です。この公園は、世界最大のトカゲであるコモドオオトカゲが生息していることで有名で、その存在は1911年に西洋人によって発見されました。また、イルカやウミガメなどの他の希少生物も生息しています。この公園は、山岳地帯、熱帯雨林、サバンナの草原、豊かな海洋生物など多様性を保った自然のままの白い砂浜で構成されています。
コモド国立公園は、1977年にユネスコの生物圏保護区に登録され、1991年には世界遺産(自然遺産)にも登録されました。生物圏保護区のうち70.2%は海域であり、造礁サンゴ、海綿、ホヤ、ウミガメ(アオウミガメ、タイマイ)、イルカ、クジラ(シロナガスクジラ、マッコウクジラ)、ジュゴン、ナマコ、メガネモチノウオ、ハタ類が生息しています。陸上にはコモドオオトカゲのほか、哺乳類のルサジカ、カニクイザルなどの陸生動物が生息しています。公園の海洋環境は、世界で最も豊かな動植物の一つであり、比較的未知の部分も多いです。
初めてこの素晴らしい国立公園を訪れる旅行者には、コモドドラゴンを見ることができるだけでなく、その他の希少生物を観察する機会もあります。また、公園内ではさまざまなアクティビティーを楽しむことができます。コモド国立公園は、その豊かな自然環境と多様な生物種で、訪れるすべての人々に感動と驚きを提供します。一度訪れたら、その魅力に引き込まれ、何度でも訪れたくなることでしょう。
所在地 | East Nusa Tenggara, インドネシア |
料金 | 無料 |
営業時間 | 要問合せ |
地図 |
ウジュン・クロン国立公園
インドネシアにあるウジュン・クロン国立公園は、ジャワ島西端のウジュン・クロン半島とスンダ海峡に浮かぶ火山島群から構成される自然遺産です。特に、クラカタウの島々は、1883年までこの地に存在していたクラカタウ火山が噴火し、崩落したことで知られています。その壮大な自然景観は、訪れる人々を圧倒し、その美しさと力強さを感じさせてくれます。
ウジュン・クロン国立公園は、1991年に世界遺産に登録され、その自然環境の保全が評価されています。公園内では、さまざまな動植物を観察することができ、自然愛好家にとってはまさに楽園と言えるでしょう。また、火山島群の探索は、冒険心をくすぐるエキサイティングな体験となります。ウジュン・クロン国立公園を訪れたら、その壮大な自然を満喫し、一生の思い出を作ってみませんか。
所在地 | 698G+42H, Ujungjaya, Banten, インドネシア |
料金 | 要問合せ |
営業時間 | 24時間 |
地図 |
スマトラの熱帯雨林遺産
インドネシアの西端に位置するスマトラ島は、その豊かな自然と多様な生物種で知られています。2004年には、その美しい熱帯雨林が「スマトラの熱帯雨林遺産」として世界自然遺産に登録されました。この遺産地は、グヌン・ルセル国立公園、ケリンチ・セブラ国立公園、ブキット・バリサン・セラタン国立公園の3つの国立公園から成り立っています。これらの公園は、スマトラ島の北西部から南東部にかけて広がっており、その総面積は驚くべき大きさです。
しかし、この美しい自然遺産は、密猟や違法の森林伐採などにより、2011年に危機遺産として登録されました。公園内で生息している動植物たちは、森林伐採によって絶滅の危機に瀕しています。そのため、訪れる際には植物を採取したり、動物に無理に触れたりすることは避けましょう。また、公園へのアクセスは簡単ではありませんが、その困難さを乗り越えて訪れる価値は十分にあります。その美しい自然と、ここでしか見ることのできない生物種を目の当たりにすることは、一生の思い出になるでしょう。
スマトラの熱帯雨林遺産は、東南アジア独特の種や、ここでしか見られない種などを抱える非常に大きな国立公園群であり、その価値は計り知れません。一帯にはラフレシア・アルノルディイ、ショクダイオオコンニャクおよび17属の固有属を含む約1万種の植物が生えており、固有種のスマトラオランウータン、スマトラトラ、スマトラサイ、スマトラゾウ、マレーグマを含む201種の哺乳類およびスマトラハシリカッコウなどの約580種の鳥類が生息しています。このような自然の宝庫を訪れることは、私たちに地球の生物多様性とその保全の重要性を改めて認識させてくれます。
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サンギラン初期人類遺跡
インドネシアのジャワ島に位置する「サンギラン初期人類遺跡」は、人類の進化の歴史を物語る重要な場所です。ここでは、旧石器時代の人類の生活の痕跡や化石が発見されており、その中には「ジャワ原人」のものも含まれています。ジャワ原人は、約100万年前に生息していたとされる初期のヒト属で、その存在は人類の進化における重要な一部を占めています。
サンギラン初期人類遺跡は、その学術的な価値から世界遺産にも登録されています。遺跡の周辺には、自然豊かな環境が広がっており、訪れる人々には静寂と歴史の重みを感じさせます。また、遺跡の保護と研究のための施設も整備されており、訪れた人々は遺跡の価値と意義を深く理解することができます。
サンギラン初期人類遺跡は、人類の歴史と進化を学び、自然と歴史の共存を感じることができる場所です。その価値は計り知れず、一度は訪れてみる価値があるでしょう。遺跡の魅力を十分に感じ取るためには、事前にガイドブックや情報を調べておくことをおすすめします。
所在地 | GRVM+PMW, Kebayanan 1, Bukuran, Kec. Kalijambe, Kabupaten Sragen, Jawa Tengah 57275 インドネシア |
料金 | 要問合せ |
営業時間 | 8時00分~16時00分 |
地図 |
ロレンツ国立公園
インドネシア最東部に位置するニューギニア島の西側に広がるロレンツ国立公園。ここは、インドネシア最高峰のプンチャック・ジャヤ(標高4,884m)を含むスディルマン山脈が連なる壮大な自然環境が広がっています。2つの大陸プレートが合わさる地で、山中で発見された化石は生物の進化の過程を物語り、固有種も多く生息しています。
ロレンツ国立公園は、その豊かな自然環境と生物多様性から世界遺産にも登録されています。公園内では、ハイキングやトレッキングを楽しむことができ、自然と一体になりながら、その壮大さと美しさを体感することができます。また、公園内には、インドネシアの伝統的な生活様式を垣間見ることができる村落も点在しています。
ロレンツ国立公園は、その広大な自然環境と生物多様性、そして人々の生活が織りなす文化的景観を楽しむことができる、まさに自然と文化の宝庫と言えるでしょう。訪れた際には、その壮大さと美しさ、そして生命の営みを感じ取りながら、一生の思い出を作ってみませんか。
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所在地 | 9XCF+33V, Yakapis, Papua, インドネシア |
料金 | 無料 |
営業時間 | 要問合せ |
地図 |
インドネシアの文化遺産
インドネシアは、その豊かな自然と共に、古代から続く文化の宝庫でもあります。その中でも特に注目すべきは、ユネスコの世界遺産に登録されている文化遺産です。これらの遺産は、インドネシアの歴史や文化を深く理解するための重要な手がかりとなります。
このパートでは、インドネシアの文化遺産についてご紹介します。まずは、バリ州の文化的景観である「トリ・ヒタ・カラナの哲学を表現したスバック・システム」について触れてみましょう。これは、自然と人間が共生するためのバリ島独自の哲学を体現したもので、その美しい風景と共に、バリ島の人々の生活や信仰を垣間見ることができます。
次に、サワルントの「オンビリン炭鉱遺産」も見逃せません。ここは、19世紀から20世紀初頭にかけての炭鉱業の歴史を物語る遺跡で、その当時の労働者たちの生活や労働環境を知ることができます。
これらの文化遺産を訪れることで、インドネシアの歴史や文化、人々の生活について深く理解することができます。さあ、インドネシアの魅力を存分に感じてみませんか。
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バリ州の文化的景観:トリ・ヒタ・カラナの哲学を表現したスバック・システム
インドネシアのバリ州には、トリ・ヒタ・カラナの哲学を表現したスバック・システムという、世界遺産にも登録されている文化的景観が存在します。スバックとは、水路や柵で集められた水を分配する水利システムのことで、バリ全土で1,200あると言われています。一方、トリ・ヒタ・カラナは、サンスクリット語の「トリ=3」、「ヒタ=安全・繁栄・喜び」、「カラナ=理由」という意味からなる、バリに伝わる哲学です。
この哲学は、「幸福な生活に必要な三つの要素」パラヒャンガン(人間と神)、パウォンガン(人間同士)、パルマハン(人間と自然)、それぞれの調和によって幸せや喜びを感じることができるというバリ・ヒンドゥー教の思想を表しています。これらを満たす場所として世界遺産に登録されている場所は5箇所あり、その中にはウルン・ダヌ・バトゥール寺院やバトゥール湖などが含まれています。
バリ州の文化的景観は、その美しさだけでなく、こうした深い哲学が背景にあることで、訪れる人々に多大な感動を与えています。バリ州を訪れた際には、ぜひこのスバック・システムとトリ・ヒタ・カラナの哲学が息づく景観を体感してみてください。
サワルントのオンビリン炭鉱遺産
インドネシアのスマトラ島西部に位置するサワルントのオンビリン炭鉱遺産は、19世紀後半から20世紀初頭にかけてオランダ植民地政府によって運営された、高品質な石炭を生産するための施設でした。現地で暮らすミナンカバウの人々を中心に、中国人やジャワ人などの労働者、受刑者が働き、この地で採掘・加工して輸送するという一体となったシステムが構築されました。
これらは現地の人々の知識とヨーロッパの技術の交流と融合によって形成されたもので、その歴史的価値から2019年に世界遺産に登録されました。サワルントのオンビリン炭鉱遺産は、その歴史的背景と独特な風景から、多くの観光客に訪れるスポットとなっています。一度訪れれば、その魅力に引き込まれること間違いなしです。
現在でもその歴史を感じることができるオンビリン炭鉱遺産。その大自然と歴史的な建造物が織りなす風景は、訪れる人々を魅了し続けています。インドネシアを訪れた際には、ぜひこのオンビリン炭鉱遺産を訪れてみてください。その歴史と文化を感じることができるでしょう。
インドネシアの自然遺産
インドネシアは、その豊かな自然環境と多様な生物種が生息する地域を持つ国として知られています。その中でも、特に注目すべきは、世界自然遺産に登録されている地域です。このパートでは、その中でも特に魅力的な自然遺産についてご紹介します。
まず、スマトラの熱帯雨林遺産は、その生物多様性と美しい景観で知られています。また、コモド島とその周辺の島々は、世界最大のトカゲであるコモドドラゴンの生息地として有名です。さらに、ニューギニア島のロレンツ国立公園は、山岳地帯から熱帯雨林、湿地帯まで、多様な生態系を持つ地域として評価されています。
これらの地域は、それぞれ異なる自然環境と生物種を持つため、訪れるたびに新たな発見があるでしょう。インドネシアの自然遺産は、その美しさと生物多様性から、世界中から訪れる旅行者を魅了し続けています。これからもその魅力を伝えていきましょう。
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スマトラの熱帯雨林遺産
インドネシアの西端に位置するスマトラ島は、豊かな自然と多種多様な生物が生息する場所として知られています。その中でも特に注目すべきは、2004年に世界自然遺産に登録された「スマトラの熱帯雨林遺産」です。この遺産には、グヌン・ルセル国立公園、ケリンチ・セブラ国立公園、ブキット・バリサン・セラタン国立公園の3つの国立公園が含まれています。これらの公園は、スマトラ島の北西部から南東部にかけて広がるバリサン山脈に位置しており、その総面積は約2万5000㎢にも及びます。
しかし、この美しい自然遺産は、密猟や違法の森林伐採などにより、2011年に危機遺産として登録されました。公園内で生息している動植物たちは、森林伐採によって絶滅の危機に瀕しています。そのため、訪れる際は植物を採取したり、動物に無理に触れたりすることは避けましょう。また、公園内の自然を守るためにも、ゴミは持ち帰るなど、マナーを守ることが求められます。
スマトラの熱帯雨林遺産は、東南アジア独特の種や、ここでしか見られない絶滅危惧種のスマトラオラウータンなどを抱える非常に大きな国立公園群です。また、スマトラ島の生物の進化を伝える跡も残っています。自然と共存する生き物たちの姿を見ることで、私たち自身の生き方を見つめ直すきっかけになるかもしれません。一度は訪れてみたい、スマトラの熱帯雨林遺産。その美しさと大切さを、ぜひ自分の目で確かめてみませんか。
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コモド島とその周辺の島々
インドネシアに位置するコモド島は、その名の通りコモドドラゴンという大型のトカゲで知られています。しかし、その魅力は生物多様性にとどまりません。周辺に点在する島々と共に、美しい自然環境と独特の文化が訪問者を魅了します。まずは、カロン島の夕陽を見逃さないでください。何千ものコウモリが夕陽の色合いを背景に飛び立つ光景は、驚くほど美しく、一生の思い出になるでしょう。
また、リンチャ島は、未開発の自然が残る秘境で、コモドドラゴンを間近で見ることができます。島を渡るトレッキングでは、密集した森から草原、水場まで、多様な生態系を体験できます。さらに、カナワ島では、透明度の高い海でシュノーケリングを楽しむことができます。熱帯魚やサンゴ、スティングレイ、イルカ、カメなど、多種多様な海洋生物を観察できます。
そして、メサ島では地元の人々の生活を垣間見ることができます。約1,500人の住民が暮らすこの漁師村では、キュウリの乾燥や貝の加工、さまざまなシーフードの準備などの日常業務作業を観察することができます。また、砂浜と海岸線の上に建てられた魅力的な伝統的高床式住居も見逃せません。コモド島とその周辺の島々は、自然と文化が融合したユニークな体験を提供します。一度訪れたら忘れられない、そんな旅になるでしょう。
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コモドドラゴン、じっくりみられました!
お迎えもスムーズで手続きの説明も解りやすく、困りませんでした。国際線は、お水の持ち込みもオッケーです。小型の飛行機で2時間位、途中とても美味しいクリームパンとナッツの機内食も出ました。到着すると、フローレス島に住んでいるただ1人の日本人のガイドさんがお迎えに来てくれていました。私達家族以外にもう一組の6人で同じツアーになりました。島在住5年のガイドさん(社長でした!)につれられて、会社所有のスピードボートまで行きました。そのまま、荷物を全部ボートに積み、まずはコモド島へ。海も穏やかで、天気も程良く曇りで、とても快適なボートです。ガイドさん以外に、現地の社員さんが2人、ボートの運転や補助の為に乗っていました。話をしながら、走っていると、ガイドさんが突然、「海亀!!」と指差した方を観ると、のんびりと浮いている海亀が観られました。他にものんびりと泳いでいるイルカや飛び魚も見かけました。コモド島やフローレス島の事を、色々聞きながら、1時間程でコモド島に着きました。文字通り、コモド島はコモドドラゴン達の島です。レンジャーさんがついて、安全確保しながらのトレッキングになります。ドラゴンには毒があり、咬まれたら足は切断だそうです。獣道よりはかなり開けた所を歩くのですが、あまり舐めてはいけません。1時間から1.5時間の丘歩きです。運動不足の方は、私のように途中で話ができなくなります。雨季や乾季でかなり違う様ですが、今回は雨季のどろどろも乾期の砂ぼこりもどちらも無くて、前夜、久しぶりに降った雨のお陰で砂ぼこりが無くなって、歩きやすかったようです。それでも私は辛かったですが。雨季はちゃんとしたトレッキングシューズの方が、滑らず良いようです。そして、前にツアー客がかたまっていたので、コモドドラゴンがいるのかと思ったら、何故かレンジャーさんが今からドラゴンが来るから少し待つように言ったようです。そもそも、ドラゴンは餌付けされているわけではなく、島に沢山生息する鹿や鶏等の動物を食べて生きています。餌付けされている訳では無いはずですが、何故か歩いている姿を見かけるのが珍しいくらい、ドサッと寝ていることの多いドラゴンが、入れ代わりで2匹も見られました。ガイドさんも、こんなことは初めてとしきりに首をひねってました。写真もレンジャーさんが上手く撮ってくれます。何匹かは縄張りにいつもいる様で、そこでもじっくりと見たり写真を撮ったり出来ました。ボートの中に、氷で冷やしたお水やポカリスエット、ジンジャーエール等を準備していてくれて、美味しくいただきました。その後、レッドビーチへシュノールに行きました。ランチは使い捨てでない、プラスチックの容器に入った、卵焼きや鳥の照り焼き、サフランライス、野菜炒め等、ガイドさんが自分で味付けを依頼してくれている、日本人好みのお弁当でした。このレッドビーチ、写真にはあまり綺麗に写っていませんが、波打ち際は本当に赤が綺麗です。生きている時はベージュのような色なのに、死んでしまうと真っ赤になる珊瑚が細かくなって、赤くしているそうです。このレッドビーチ、ここのツアー会社しか場所を知らないから、他では来られないそうです。海の透明度も綺麗で、十分堪能できました。その後、ピンクビーチへ移動しました。確かにピンクですが、赤のインパクトの方が、明らかに強いです。ここでもゆっくりシュノーケルを楽しみ、透明度の高い海を堪能しました。シュノーケルグッズもビーチタオルも全て貸してくれます。大きなクーラーバックに真水を汲んできてくれていて、それでシャワーがわりに全身を流した後、服に着替えました。移動中に、冷えて凄く甘いパイナップルとスイカのおやつタイムを堪能し、リンチャ島で、ドラゴン探しのトレッキングです。たっぷりのシュノーケルの後のトレッキングは私には非常に過酷でしたが、皆さんは元気そう。2回ほど遠目に走っているコモドドラゴンが観られる貴重な経験をしました。暑すぎなくて曇りの天気はとてもありがたかったのですが、景色は晴れている方が綺麗だよと教えてもらいました。その後、サンセットに合わせて、カロン島へ向かい、フルーツバットが起き出してご飯に行く姿を見学しました。バットマンのマークが薄暗い空を同じ方向に沢山飛んでいく姿はなかなか凄いです。そしてホテルの桟橋に到着してチェックイン、荷物を置いて、町で一番美味しいイタリアンのお店で夕食でした。カルパッチョのサラダに、ピザ、パスタにデザートまでつけてくれて、お腹はいっぱいでした。ホテルに戻ってシャワーですぐにぐっすりでした。翌日は、鍾乳洞(涼しくない)をじっくり堪能し、リアルな生鮮市場を見て回り、ガイドさんの勘違いで飛行機の便が1つ早かったので、お土産物屋さんに行けなかったのが残念ですが、それもまた思い出ですね。
(評価: /家族)
所在地 | Komodo, 西マンガライ県 ヌサトゥンガラティムール インドネシア |
料金 | 無料 |
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ニューギニア島のロレンツ国立公園
インドネシア最東部に位置するニューギニア島。その西側に広がるスディルマン山脈には、インドネシア最高峰のプンチャック・ジャヤ(標高4,884m)を含むロレンツ国立公園が存在します。この公園は、2つの大陸プレートが合わさる地で、山中で発見された化石からは生物の進化の過程が見て取れます。また、固有種も多く生息しており、自然愛好家にとっては見逃せないスポットとなっています。
ロレンツ国立公園は、その広大な面積と生物多様性から世界遺産にも登録されています。公園の総面積はなんと2万5000㎢にも及び、東南アジアでも最大の自然公園となっています。その壮大な自然環境は、訪れる人々に深い感動を与え、一生の思い出となるでしょう。公園内では、ハイキングや野生動物観察など、さまざまなアクティビティーを楽しむことができます。
ニューギニア島の西部はインドネシア領となっており、その中でも特に注目すべきは、パプア州の北部に位置するマオケ山脈です。その長さは約600kmにも及び、その中でも西部に位置するスディルマン山脈は、インドネシアだけでなく、オセアニアを含めた最高峰であるプンチャック・ジャヤ(標高4,884m)があることで有名です。この地を訪れれば、その壮大な自然と、そこに生息する多種多様な生物たちに出会うことができるでしょう。
所在地 | 9XCF+33V, Yakapis, Papua, インドネシア |
料金 | 無料 |
営業時間 | 要問合せ |
地図 |
インドネシアの複合遺産
インドネシアは、その豊かな自然と文化の融合が見事に表現された複合遺産を持つ国です。その中でも特に注目すべきは、バリ島の文化的景観や、ジャワ島のプランバナン寺院群、そしてスマトラ島の熱帯雨林遺産など、自然と人間の手が織りなす壮大な風景です。
このパートでは、そのようなインドネシアの複合遺産について、その魅力と特徴を簡単にご紹介します。まずは、バリ島の文化的景観です。ここでは、トリ・ヒタ・カラナの哲学を表現したスバック・システムが見られます。これは、自然、人間、神々との調和を重視するバリ島の伝統的な農業システムを指し、その独特な風景は訪れる人々を魅了します。
次に、ジャワ島のプランバナン寺院群です。9〜10世紀に建てられたこの寺院群は、ヒンドゥー教の精神を体現した建築美で知られ、その壮麗さは一見の価値があります。また、スマトラ島の熱帯雨林遺産は、その豊かな生態系と美しい自然風景で、訪れる人々を魅了します。
これらの遺産は、インドネシアの自然と文化が融合した、まさに複合遺産と言えるでしょう。詳細な内容については、次のパートでご紹介していきます。インドネシアの魅力を存分に感じてみませんか。
バリ島の文化的景観:トリ・ヒタ・カラナの哲学を表現したスバック・システム
バリ島の文化的景観として世界遺産に登録されている「トリ・ヒタ・カラナの哲学を表現したスバック・システム」は、バリ島の豊かな自然と人々の生活が見事に調和した風景を描いています。スバックとは、水路や柵で集められた水を分配する水利システムのことで、バリ全土で1,200あると言われています。このシステムは、バリ島の農業、特に稲作に欠かせない存在で、人々の生活と深く結びついています。
また、「トリ・ヒタ・カラナ」とは、バリ・ヒンドゥー教の思想で、「幸福な生活に必要な三つの要素」を表しています。それは、パラヒャンガン(人間と神)、パウォンガン(人間同士)、パルマハン(人間と自然)の三つの調和です。これらの要素が満たされる場所が、世界遺産に登録されている5箇所の景観です。
その中でも特に見どころは、絶景のバトゥール湖とウルン・ダヌ・バトゥ寺院です。湖畔に建つこの寺院は、バリ島で一番美しいといわれるタマン・アユン寺院と並ぶ美しさを誇ります。湖を見下ろす高台に建つ寺院からは、バトゥール湖の美しい風景を一望できます。また、湖畔には温泉もあり、絶景を見ながらリラックスすることができます。
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インドネシアの地域別世界遺産
インドネシアは、その広大な土地と多様な文化を持つ国として知られています。その魅力は、世界遺産にも反映されており、各地域にはユニークな遺産が点在しています。このパートでは、インドネシアの地域別世界遺産についてご紹介します。
まず、ジャワ島には、世界最大級の仏教寺院であるボロブドゥール寺院遺跡群があります。また、バリ島では、トリ・ヒタ・カラナの哲学を表現したスバック・システムという文化的景観が見られます。
さらに、コモド国立公園は、世界最大のトカゲ、コモドオオトカゲの生息地として知られています。また、スマトラ島の熱帯雨林遺産は、その広大な自然環境が評価されています。
これらの地域別の世界遺産を訪れることで、インドネシアの多様な文化と自然を深く理解することができます。次のセクションでは、これらの地域別世界遺産について詳しくご紹介していきます。
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スマトラ島の遺産
スマトラ島は、インドネシアに位置する大きな島で、その豊かな自然と独特の生物種が認められ、2004年に世界自然遺産に登録されました。特に、スマトラ島北西部から南東部にかけて広がるバリサン山脈に広がる熱帯雨林は、その生物多様性と美しい風景で知られています。面積は約2万5000㎢に及び、グヌン・ルセル国立公園、ケリンチ・セブラ国立公園、ブキット・バリサン・セラタン国立公園が含まれています。
しかし、この美しい自然環境は、密猟や違法伐採、農地の拡大、公園内における道路の建設計画などにより、その生態系が脅かされています。そのため、2011年には危機遺産リストに登録され、その保全が求められています。スマトラの熱帯雨林遺産は、東南アジア独特の種や、ここでしか見られない絶滅危惧種の生息地として、その価値を再認識する機会を提供してくれます。
スマトラ島の遺産を訪れる際は、その自然環境を尊重し、地元のルールを守ることが求められます。また、その美しい風景を楽しむだけでなく、地元の文化や生活に触れることで、より深い理解と経験を得ることができます。スマトラ島の遺産は、私たちが自然と共生することの大切さを教えてくれる、貴重な場所です。
ジャワ島の遺産
ジャワ島は、インドネシアの中心に位置し、首都ジャカルタを擁する大島です。古くから政治や経済の中心地として栄え、その歴史と文化は多くの世界遺産にも反映されています。ジャワ島には、ボロブドゥール寺院遺跡群をはじめとする4つの世界遺産が存在します。それぞれが異なる魅力を持ち、訪れる人々に深い感動を与えています。
ボロブドゥール寺院遺跡群は、その壮大な規模と美しい彫刻で知られ、世界中から観光客が訪れます。また、サンギラン初期人類遺跡は、150万年にも渡る人類の進化を理解することができる重要な場所で、原人の化石が発掘されたことでも有名です。ウジュン・クロン国立公園は、ジャワ島最大の低地熱帯雨林が広がり、絶滅危惧種のジャワサイが生息することでも知られています。
これらの遺産は、ジャワ島の自然と文化の豊かさを象徴しています。訪れる人々にとって、それぞれの遺産は新たな発見と感動を与え、ジャワ島の魅力を深く理解する機会となります。ジャワ島の世界遺産を訪れて、その歴史と文化、自然の美しさを体感してみませんか。
バリ島の遺産
バリ島は、その美しい自然環境と独特の文化で知られ、多くの観光客を魅了しています。その中でも特に注目すべきは、ユネスコ文化世界遺産に認定されたスバックシステムに関連する場所です。これらの遺産は、バリ島の東部と西部に点在しており、それぞれの地域の特色を感じることができます。
バリ島の世界遺産には、タマン・アユン寺院、ジャティルウイ・ライス・テラス、グヌンカウィ遺跡、ティルタエンプル寺院、ウルン・ダヌ・バトゥ寺院などがあります。これらの遺産は、バリ島の自然と文化が融合した美しい風景を作り出しており、訪れる人々に深い感動を与えています。バリ島の世界遺産を訪れることで、バリ島の魅力をより深く理解することができるでしょう。
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コモド島とその周辺の遺産
インドネシアに位置するコモド島は、その名の通りコモドドラゴンという大型のトカゲが生息することで知られています。しかし、その魅力はコモドドラゴンだけにとどまりません。島の周辺に広がる海洋生物の宝庫、美しいビーチ、そして夕陽を背景に飛び立つコウモリの光景など、訪れる者を魅了する要素がたくさん詰まっています。特にピンクビーチは、白い砂浜と赤いサンゴが混ざり合ってピンク色に輝く、世界でも珍しいビーチで、その美しさは訪れる者を必ず感動させます。
また、コモド島の海はダイビングスポットとしても有名で、さまざまな種類のサンゴや熱帯魚、さらにはイルカやカメなど、多種多様な海洋生物を観察することができます。その豊かな生態系は、まさに自然の宝庫と言えるでしょう。しかし、コモド島にはまだコモドドラゴンが生息しているため、ビーチや海での行動には十分注意が必要です。
さらに、コモド島の周辺にはカロン島という、コウモリが名物の島もあります。ここでは、夕暮れ時に何千ものコウモリが飛び立つ様子を見ることができ、その光景は訪れる者に強烈な印象を残します。コモド島とその周辺は、自然と動物、そして地元の文化が混ざり合った、ユニークで魅力的な世界を体験することができます。一度訪れたら忘れられない、そんな素晴らしい体験をコモド島でしてみませんか。
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ニューギニア島の遺産
インドネシア最東部に位置するニューギニア島は、その西側に広がるスディルマン山脈と共に、自然の宝庫として知られています。この山脈には、インドネシア最高峰のプンチャック・ジャヤ(標高4,884m)を含むロレンツ国立公園が広がっており、その壮大な自然環境は1999年に世界自然遺産に登録されました。大陸プレートが合わさる地であることから、山中で発見される化石は生物の進化の過程を物語り、固有種も多く生息しています。
ロレンツ国立公園は、その広大な範囲と多様な生態系により、地球上で最も生物多様性に富んだ地域の一つとされています。ここでは、熱帯雨林から高山草原、湿地、海岸線まで、さまざまな生態系が見られます。また、公園内には、未だ人の手が及んでいない未開の地も多く、新種の発見など、未知の自然を探求する旅に出かけることも可能です。
ニューギニア島とロレンツ国立公園は、その豊かな自然と生物多様性により、地球上で最も貴重な自然遺産の一つとされています。その壮大な自然環境と未開の地を探求する旅は、一生に一度は訪れてみたい世界遺産の一つと言えるでしょう。
まとめ|インドネシアの世界遺産、一つひとつが物語を持つ宝物
ここまで、インドネシアの世界遺産の中から特におすすめする15の遺産を紹介しました。それぞれがその地域の歴史や文化、自然を象徴するような、見応えのあるものばかりです。実際に現地に足を運び、その風土や歴史を感じ、自身で体験することでしか得られない感動があることでしょう。さあ、あなたもインドネシアの世界遺産を訪れて、その魅力を堪能してみませんか。きっと新たな発見や感動があなたを待っていますよ。
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