沖縄旅行を計画する方の中には、美しい海を満喫したいと考える方もいらっしゃるでしょう。ダイビングで普段見られない海の世界を訪ねれば、忘れられない思い出づくりにもなるでしょう。
この記事ではダイビングについて詳しく解説します。旅行プランづくりにぜひお役立てください。
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沖縄ダイビングはライセンスなしでも可能｜体験で美しい海の世界を満喫しよう
ダイビングの魅力の1つは、普段は見られない海の中の世界を間近で体感できることでしょう。同じ沖縄の海でも、潜る場所、潜る時間によって見える景色は変わります。それぞれの美しさの違いを知ってしまえば、時間や季節を変えて何度でも潜りたくなるのがダイビングの魅力です。
ダイビングは健康にいいともいわれます。理由として、高い脂肪燃焼効果が期待できることが挙げられます。加えて、スキューバーダイビングではゆっくりとした呼吸を心がけるため、さらに脂肪燃焼効果が上がります。
そのほか、水中に潜ると体が水圧を受け、体内の血液が押し上げられるため血流がよくなる効果が期待できるのです。むくみや冷えの改善、新陳代謝の活性化、免疫力向上など、健康にプラスになる効果がいくつもあるとされるため、ダイビングを始めるきっかけとなっています。
体験ダイビングであれば、ライセンスなしで海中を楽しめます。まずは実際にダイビングを体験してから、ライセンスを取得するかどうか検討するとよいでしょう。体験ダイビングと、ライセンス取得後のダイビングがどう変わるのか見ていきましょう。
体験ダイビングとは？
体験ダイビングとは、「スキューバダイビングをまったくやったことがない人」が、試しに潜ってみる「体験プログラム」のようなダイビングです。
インストラクターがつきっきりで指導するので、ダイビングの知識がなくても潜ることができます。潜る範囲も危険がないよう配慮されているので、ライセンスがなくても比較的安全な状態で海の中の美しさを存分に楽しめるでしょう。
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※ 情報更新のタイミングにより価格等が実際と異なる場合があります。最新情報はツアーページをご確認ください。
免許が必要！ファンダイビングとは？
ファンダイビングとは、ダイビングライセンス保持者が行うダイビングです。ダイビングライセンスはCカードとも呼ばれます。
ダイビングライセンスを取得したダイバーは、ダイビング機材の準備や操作も一人で行えるため、好きなスポットで自由にダイビングを楽しめます。テレビや雑誌で、白い砂地の上を歩いたり、熱帯魚と戯れたりしているダイバーの姿を見た経験はありませんか？沈没船の見学など、ライセンスを取得したダイバーしか味わえない魅力がたくさんあるのです。
沖縄でダイビングライセンスをとる魅力｜よりディープに海の魅力を楽しめる
ここからは、より具体的にダイビングライセンスについて解説していきましょう。ダイビングライセンスは、スキューバダイビングに必要な知識を学び、安全に潜れるダイバーだと証明する資格です。車を運転するために、運転免許証が必要なのと似たようなものだと考えてください。
運転免許証には更新期限がありますが、ダイビングライセンスには期限がありません。一度取得すれば一生有効な資格であり、日本国内はもちろん、世界中で通用します。
ダイビングライセンスは国家資格ではなく、民間団体が発行する資格です。そのため、ダイビングライセンスには複数の種類があります。
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ダイビングライセンスの種類
ここからは、ダイビングライセンスの種類をご紹介しましょう。世界には多くのスキューバダイビング指導団体があり、それぞれにライセンスがあります。そのなかから今回は、よく見かけるであろう有名なライセンスをピックアップしました。
| PADI | アメリカに本部がある指導団体・世界最大規模であり、ダイビングライセンスのなかで最もシェア数が多い・日本国内でも最も普及しているライセンス |
| NAUI | アメリカに本部がある指導団体・世界最古のダイビング指導団体といわれる・PADIと並ぶほど会員数、普及数が多い |
| SSI | PADIに所属していたダイバーが設立した指導団体・ほかの団体よりもカリキュラムが厳しく、免許取得までの必要日数が長い |
どの団体のライセンスを取得する場合でも、初心者が最初に取得するライセンスがあります。順番に講習を受けながら、安全なダイビングに必要な知識や技術を身につけていきましょう。
ダイビングライセンスをとるための講習内容
ダイビングライセンスを取得するための講習内容や必要な時間は、指導団体や、スクールによって異なります。そのなかでも、主に行われる講習には次のようなものがあります。
| 学科講習 | ダイビングに必要な基本的な知識を学ぶ・テキスト、DVDなどを使用する |
| プールダイブ | 海に入る前に、プールで必要なスキルを練習する |
| 海洋実習 | プールダイブで身につけたスキルを、実際の海で実践する |
ダイビングに必要な知識は、テキストやDVDを使って自分で学習したあと、ダビングスクールで講習を受けるといった流れが主流です。最終的に試験を受け、合格すれば学科講習は修了です。
基本的にインストラクターが丁寧な指導をしたうえで再チャレンジも可能ですので、不合格になるケースは少ないといわれています。自分自身の命を守るための知識ですから、しっかり身につけたいですね。
講習のスケジュール
講習のスケジュールも、指導団体、スクールによって違いがあります。ここではおおよその目安をご紹介しましょう。
| PADI | 学科、実技講習に3日間かけるケースが多い |
| NAUI | 日程はスクール、ショップによって異なり、2.5日以上かけるコースが主流 |
| SSI | ライセンスレベルによって異なる希望があれば最短2日 |
できるだけ早くライセンスを取得したいからと、日数が少ないプランを選びたくなるかもしれませんが、あまりおすすめはできません。日数が少なければ、それだけ学びが浅くなり、必要な知識やスキルが身につかないかもしれないからです。
また、短期間で実践を繰り返すと、体に負担もかかります。講習内容を確認し、十分な学びが得られるか、無理のないペースで実践が行えるかを確認しましょう。
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ダイビングライセンスをとったらどんどん潜ろう
ダイビングライセンスを取得したあとは、できるだけダイビングの機会をつくりましょう。運転免許証も、しばらく運転しないと「ペーパードライバー」と呼ばれます。ライセンスも同様で、間隔が空くと知識やスキルを忘れてしまう可能性があるのです。
自宅の近くにダイビングショップやスクールがあれば、定期的に通いやすく、スキルアップにもつながるでしょう。頻繁に顔を出せば、ダイバー仲間が増えるきっかけにもなりますよ。
沖縄で海に潜りたい！ダイビングライセンス取得にかかる費用
ダイビングライセンス取得にかかる費用は、指導団体、ライセンスの種類、ショップ、スクールによって異なります。費用に含まれている項目が違う、練習する場所が違うといった理由でも、費用は変わってくるでしょう。
事前に講習内容や費用の内訳を確認し、納得できる料金か検討するのがおすすめです。
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費用の内訳
講習費用の内訳には以下のような項目が含まれます。
- 講習料
- 教材代
- ライセンスカード申請料
- 機材レンタル料
- 移動費
- 施設使用料
- ボート使用料
- 宿泊代
- 食事代
ショップやスクールの場所によって、移動費や施設利用料は変わります。はじめに提示された料金に含まれておらず、後から請求されたケースもあるため、申し込み前に講習費用意の内訳をもれなくチェックしましょう。
宿泊代、食事代がどこまで含まれているかは、利用するツアーやプランによって変わります。宿泊するホテルのランクや部屋を利用する人数など、費用が変動する要素はさまざまです。
費用を抑えたいから相部屋でもいい、といった方もいれば、プライベートを確保したいから一人部屋がいい、と希望する方もいらっしゃるでしょう。楽しい時間を過ごせるかどうかが関わってきますので、しっかりチェックしたいポイントです。
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無駄な出費を抑えるポイント
ライセンス取得以外だけでなく、ほかにも沖縄に滞在する時間を楽しみたい方にとって、無駄な出費は抑えたいでしょう。利用するショップやスクール、プランを検討する際、次のようなポイントをチェックすると、出費を抑えられるかもしれません。
- 一人利用でも料金が変わらないか
- 送迎はついているか
- ライセンスカード申請料は含まれているか
- 潜る場所によって追加料金がかかるか
- ボート利用の追加料金があるか
- 時間を延長した場合の追加料金があるか
ライセンス取得の講習には、一人で参加しても問題ありません。申し込んだタイミングによっては、ほかに客がおらず、一人で講習を受ける形になるケースもあります。その際に料金が変わらないかどうか、事前に確認しておくと安心です。
また、安い料金設定をしているショップやスクールの中には、送迎やライセンスカード申請料などを含めていない、といったところもあります。追加料金はかからないか、かかるとしたらどの部分でかかってくるのか、申し込む前に確認しましょう。
沖縄ダイビングライセンスを取得するショップ・スクール選び
沖縄だけでも、ダイビングライセンスを取得できるショップやスクールはいくつもあります。たくさんありすぎてどこを選べばいいか分からない、と混乱する方もいらっしゃるので、ショップ・スクールの選び方をご紹介しましょう。
ショップ・スクール選びを失敗すると起こること
ショップ・スクール選びがうまくいかず、残念な思いをした方もいるのではないでしょうか？ダイビングショップやスクールを選ぶ際のトラブルとして、次のようなケースがあげられます。
- 経験値に合わない海で怖い思いをした
- ショップの雰囲気や客層が自分と合わず、居心地が悪い思いをした
- 長時間の乗船で船酔いをした
- 流れ作業のような雑な扱いを受けた
- 追加コースをすすめられてげんなりした
- はじめは安い料金だったのに、追加料金があり最終的に高額になった
- 日程が詰まっていて、体力的にとても疲れた
楽しい時間を過ごせると期待して参加した講習で、こうした思いをするのは避けたいですよね。料金の安さだけで決めず、細かな内容をチェックしておけば失敗を避けられますので、時間をかけて講習内容を確認してくださいね。
講習のチェックポイント
ダイビングライセンス取得のための講習は、次のような点をチェックしながら検討しましょう。
- インストラクターと受講生の人数比はどれくらいか
- 講習料金の内容が詳しく書かれているか
- 講習内容やスケジュールが詳しく書かれているか
- スキルはどこで練習するのか
- 海況不良や中止の時の対応はどうなるのか
一人のインストラクターに対して受講生の人数が多いと、流れ作業のような対応になりがちです。質問がしにくくなり、知識やスキルの習得にも支障が出ます。トラブルにもつながりやすいため、人数比は必ずチェックしましょう。
講習料金、講習内容は、後から高額な費用を請求されないためにもチェックが必要です。また、短時間で終わらせるためにスケジュールを詰め込んでいるところも、体力的に厳しくなるため、避けた方が無難です。
1つのショップやスクールを見るだけでは判断が難しいため、複数の内容を見比べると目安がわかってきます。同じライセンスの種類でどう違うのか、比較してみましょう。
ショップ・スクールを選ぶ時の確認事項
講習の料金や内容も大切ですが、ショップ・スクールそのもののチェックも忘れないようにしましょう。チェックポイントは次のような点です。
- 雰囲気
- スタッフの様子
- SNSなどが頻繁に更新されているか
実際に足を運べるのであれば、講習を申し込む前に自分の目でショップやスクールを確かめるのがおすすめです。しかし遠方から訪れる場合は実際に確認することが難しいため、ホームページや各SNSのチェックをおすすめします。
ブログで講習の様子を更新していたり、ダイビングについて解説したりするショップ・スクールもあります。ショップやスクールの情報に目を通すと、どのような考えで講習を行っているかが分かり、自分に合っているか判断する材料になるでしょう。
SNSやブログから、スタッフの様子や雰囲気も伝わります。なじみにくい雰囲気だと感じるのであれば、講習に参加しても落ち着かないかもしれません。行ってみたいと感じるショップ・スクールを選ぶとよいでしょう。
沖縄でダイビングライセンスを取得するならツアーがおすすめ
沖縄でダイビングライセンスを取得したい場合、ツアーを利用する方法もあります。ここではおすすめのツアーをご紹介します。
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PADIのオープンウォーター、もしくはアドバンスウォーターのライセンスを取得するためのコースです。
- 併設ホテルに宿泊
- 空港までの送迎つき
- 自宅で学習できるeラーニングプランもあり
- 一人旅でも参加OK
自分でホテルや送迎の手配をする必要がないため、気軽に参加できるでしょう。2泊3日、3泊4日のプランがあるので、ご自分のスケジュールに合わせて選んでくださいね。
実技講習のみ受けたい方向けのプランもあるので、ぜひチェックしてください！
自宅学習＋2日間で
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沖縄でダイビングライセンスを取る際の注意点
ダイビングライセンスを取得する際には、知っておいた方がいい注意点があります。次のような点を把握しておくと、トラブルが起こりにくく、楽しい時間を過ごせるでしょう。
- ダイビングでのトラブル
- 事故が起こりやすいダイビングショップ
- 自分自身で気をつけること
それぞれ詳しくご紹介しましょう。
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ダイビングでのトラブル
ダイビングは一歩間違うとトラブルが起こります。よくある例としては、次のようなトラブルが挙げられます。
- グループからはぐれて迷子になる
- 急浮上して減圧症になる
- 酸欠になって意識不明になる
- 水中で体調が急変する
水中での視界が悪かったり、魚などに意識を奪われていたりして、はぐれてしまう可能性があります。迷子になってしまったら、「まずはその場で周囲を一分間探し、見つからなければ水面に浮上」といった基本を実践しましょう。
どのような場合でも、パニックを起こすと事態はさらに悪化します。トラブルの際はどうすればいいか、インストラクターが事前に説明してくれますので、しっかり聞いておきましょう。そして、いざというときは落ち着いて行動するのが鉄則です。
事故が起こりやすいショップ・スクール
事故が起こりやすいショップ・スクールには次のような特徴があります。
- 説明や注意事項が不十分
- 流れ作業になっていて相談しにくい
- 費用が安過ぎる
インストラクターの説明が重文かどうかを判断するには、口コミやレビューが参考になります。また、インストラクター人に対する受講者の人数が多い場合も、対応がおざなりになるケースが多いため、避けた方が無難です。
インストラクターに質問がしにくいと、十分な学びができないだけでなく、体調不良なども言い出しにくいかもしれません。体調不良でダイビングを行うのは危険ですので、絶対に避けたい事態です。
ショップ・スクール選びは慎重に行い、自分に合っていて安全なところを選びましょう。
自分自身で気をつけること
ダイビングでの事故を防ぐために、自分自身で気をつけるべきポイントがあります。
- 寝不足で参加しない
- 飲酒を避ける
- 満腹・空腹を避ける
- 体調不良は正直に申告する
水の中では急に体調が変わるケースもあります。ダイビングをする前は、できる限り体調を整えておきましょう。
また費用を支払ったからといって、体調不良を隠して受講するのは止めましょう。ダイビングは安全が第一です。少しでも体調が思わしくない場合は、素直に申告しましょう。
沖縄のおすすめダイビングスポット7選
沖縄の海ではさまざまな海の生き物を見られると、たくさんの観光客が集まります。季節によって見どころが変わりますので、一部をご紹介します。
| ザトウクジラの回遊 | 1月～4月上旬 |
| 珊瑚の産卵 | 5月～7月 |
| ギンガメアジの群れ | 5月～7月 |
| ウミウシの交接 | 10月～4月 |
何が見たいかを元に、旅行の時期を決めるのもおすすめです。また、本島と離島とで見られる光景も変わりますので、旅行先の見どころを調べてみましょう。その土地でしか見られない光景は、ぜひ観光ルートに加えてください。
沖縄には、魅力的なダイビングスポットがたくさんあります。ここでは、おすすめのダイビングスポットを7カ所ご紹介しましょう。
- 青の洞窟
- 水納島
- 慶良間諸島
- チービシ諸島
- 宮古島
- 伊良部・下地島
- 石垣島
青の洞窟
沖縄本島で最も人気があるスポットといわれるのが青の洞窟。恩納村にある真栄田岬の崖の下にある洞窟のことです。洞窟の内部に太陽の光が差し込み、反射によって海面が青色に輝きます。その神秘的な光景が青の洞窟最大の魅力でしょう。
青の洞窟の水の透明度や、海の色は時間によって大きな変化はありません。そのため、混雑する時間を避けて訪れるのがおすすめです。一般的に、10時から昼頃まで、13時から15時頃が混雑する時間帯といわれます。
そのほか、青の洞窟の外ではたくさんの熱帯魚も見られます。水の透明度が高いため、熱帯魚の鮮やかさが堪能できるでしょう。
| 住所（真栄田岬） | 沖縄県恩納村真栄田469-1 |
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水納島
水納島は沖縄本島の北部にある離島です。渡久地港からフェリーで片道15分の距離ですので、日帰りできる離島としても人気があります。
水納島は珊瑚礁の美しさや透明度の高さが魅力です。日本では6種類のクマノミが観察でき、そのすべてが水納島に生息していることはご存知でしょうか？ダイビングをすれば、クマノミ以外にも多彩な生き物の姿を見られるでしょう。
また、「アオウミガメ」「アオウミガメ」「タイマイ」の3種類のウミガメや、マダラエイと呼ばれる大きなエイを見られる可能性もあります。
水納島のダイビングポイントはどこも港から近く、乗船時間は15分程度です。船酔いが心配な方でも安心です。
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慶良間諸島
慶良間諸島は、沖縄本島の西40㎞に浮かぶ30余りの島々です。2014年には国立公園に指定されるほど、美しい環境で有名です。特に有名なのは、「ケラマブルー」と呼ばれる美しいグラデーションの海の色でしょう。
世界中のダイバーから「ダイビングの聖地」と呼ばれる慶良間諸島には、100以上のダイビングスポットが点在します。多様なスポットがあるため、初心者から上級者まで楽しめます。また、「アオウミガメ」「アカウミガメ」「タイマイ」の3種類のウミガメの産卵を見られるかもしれません。
ダイビング以外にもシュノーケリング、シーカヤック、ジェットスキーなどのアクティビティを楽しめるため、マリンレジャーを遊び尽くしたい方におすすめです。
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チービシ諸島
チービシ諸島は、那覇市の西10㎞ほどの沖合にある大小3つの島です。よくダイバーが訪れるポイントは、ナガンヌ島の北側と南側です。ナガンヌ島の北側には回遊魚が泳ぐポイントがあるため、時期が合えばギンガメアジなどを観察できるかもしれません。
また、チービシ諸島周辺は水の透明度が高く、珊瑚礁の美しさでも知られています。季節を問わずウミガメも見られ、「アカウミガメ」「アオウミガメ」「タイマイ」の3種類が生息しています。
そのほかダイバーにとって魅力的なのは、ラビリンスと呼ばれる地形ポイントです。洞窟、トンネル、アーチなどが入り組んでいる地形が、まるで迷路のように見えるためそう呼ばれます。太陽の光が差し込むと幻想的な光景を見られるほか、冒険気分も楽しめるでしょう。
宮古島
宮古島は沖縄本島から南西約290㎞の距離にある離島で、日本で最も美しい海の1つといわれます。大小7つの島で宮古島諸島を構成しており、初心者から上級者まで楽しめるダイビングスポットが点在しています。
島によって海の中の光景がまったく違っていて、繰り返し訪れるダイバーも少なくありません。幻想的な地形スポットがこれほど多い場所は世界的にも珍しいといわれるほどで、特に下地島の西部はダイナミックな地形ポイントの多さで知られています。
海の透明度の高さも魅力の1つであり、さまざまな海洋生物と出会える場所でもあります。
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伊良部・下地島
宮古島諸島のなかで、メインエリアといわれるほどダイバーに人気のあるのが伊良部・下地島です。約40のダイビングスポットがあります。砂地、珊瑚、沈没船など、多様な見どころが点在しています。
特に有名なのが「魔王の宮殿」と呼ばれるスポットです。「エントランスホール」「メインホール」「魔王の寝室」と呼ばれる3部屋で構成されている水中洞窟で、3部屋構造の洞窟はここだけなんだとか。そこまで難易度の高いスポットではありませんので、対策をしっかりしておけば初心者でも楽しめます。
下地島西部にある「通り池」は、沖縄県の天然記念物に指定されているポイントです。海の青から池のグリーンへと、水の色が徐々に変わっていきます。水の中から見るグラデーションは非常に幻想的です。
また、「通り池」より少し南には「アントニオガウディ」と呼ばれるポイントがあります。芸術的なアーチが連なっており、「サグラダ・ファミリア」などで知られるスペインの建築家アントニオ・ガウディの作品を彷彿とさせるため、その名前がつけられました。
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石垣島
石垣島は沖縄本島から南西へ約400㎞の位置にあり、ダイバーに根強い人気のある土地です。ダイビングスポットが多く、初心者から上級者まで楽しめます。また、ダイビングスポットが多いと、潮の流れから予定していたスポットが危険だと判断された時、別のスポットへのシフトが容易です。
北部にある「伊土名（いとな）ドーム」は、大きなL字型の地形が続くスポットです。そのほか、「崎枝迷路」は迷路のようなクレバスになっており、体験したい地形スポットがいくつもあります。石垣島と西表島にある「石西礁湖」は、日本最大のラグーンとして有名です。
石垣島はマンタが通年で見られるほか、イルカ、ウミガメなども見られるため、人気があります。
はじめてでも
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沖縄でダイビング｜ライセンスを取る前に知っておきたいこと
ここからは、ダイビングに興味をもった方へのワンポイントアドバイスをご紹介します。ダイビングライセンスを取得する前に目を通しておくと、不安を解消できるかもしれません。
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沖縄の海で泳げるのは10月頃まで
海水浴をするのであれば、10月頃まで寒さを感じずに楽しめるでしょう。しかし、ダイビングであればウェットスーツなどの装備次第で年中楽しめます。海は季節ごとに表情を変えるのも魅力ですので、10月以降にダイビングをしても問題なく楽しめるでしょう。
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沖縄でダイビングするならオフシーズンがおすすめ
沖縄でダイビングをするのであれば、次のような時期がおすすめです。
- ゴールデンウィーク明けから夏休み・お盆前
- 台風が過ぎ去った10月下旬ころ
この時期は観光客が少ないため、ゆったりとダイビングを楽しめるでしょう。海の生き物を観察する際も、ほかに人がいない時期の方がじっくり観察できます。
また、10月下旬頃は天候も安定しており、水温が高い点もおすすめされる理由の1つです。
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台風が接近することも
沖縄を訪れる時期によっては、台風の存在が気になるでしょう。台風が直撃すればダイビングが中止になるケースもありますが、直撃でなければダイビングできるスポットがあります。ショップごとにどう対応するのか、事前にチェックしておきましょう。
ちなみに、台風が沖縄に上陸する回数はそれほど多くありません。海に潜れないほどの天気は年に10回くらいしかない、ともいわれます。年によって差はありますが、気象庁によれば、沖縄に台風が接近するのは6月～10月が多くなっています。
ライセンス講習に一人で参加する場合のメリット＆注意点
ダイビングライセンス取得のための講習は、一人で挑戦する方も少なくありません。ツアーによっては、約7割が一人での参加、といったケースもあります。一人で参加できる講習かどうか確認しておけば、安心して参加できるでしょう。
一人で講習に参加する際のメリットと注意点をご紹介しますので、参考にしてください。
一人で参加するメリット
一人で講習に参加すると次のようなメリットがあります。
- 自分のペースで楽しめる
- ほかの参加者に気を遣わなくていい
- じっくり教えてもらえる
誰かと一緒に参加すると、どうしても相手のペースが気になる方が少なくありません。はじめから一人で参加すれば、自分のペースで楽しめるため気楽でしょう。
また、マンツーマンのプランを選べば、ほかの参加者がいませんのでさらに気楽です。ほかの参加者と自分を比べて、下手なのではないかと落ち込む必要もありません。インストラクターを独り占めして、じっくり教えてもらえるでしょう。
一人で参加するときの注意点
一人で講習に参加するときは、次のような点に注意しましょう。
- 貸切でなければ、ほかのグループと重なる可能性がある
- ツアーのホテルでは相部屋になる可能性がある
もともとマンツーマンのプランでなければ、ほかの参加者が一緒になる可能性はあります。グループと一緒になると、なかなか会話に入れず寂しい思いをするかもしれません。理解したうえで申し込みましょう。
また、ツアーによってはホテルを相部屋にしているケースがあります。一人部屋を選べるプランもありますので、事前に確認しておきましょう。一人部屋は追加料金がかかるケースもあるので、料金も確認しておくと安心です。
まとめ｜沖縄でダイビングライセンスを取って美しい海を満喫しよう
ダイビングライセンスは一度取得すれば一生使える資格です。しかし、身につけた知識や技術は、使わなければ忘れてしまうでしょう。ライセンスを取得したあとは、定期的にダイビングをするのがおすすめです。
沖縄は美しいダイビングスポットがたくさんあります。沖縄でダイビングライセンスを取得し、さまざまなダイビングスポットに挑戦してみましょう。観光とはまた違った沖縄の魅力を味わえます。
宿泊や送迎がセットになったツアーを利用すれば、沖縄でのダイビングライセンス取得へのハードルがかなり下がるのではないでしょうか。希望に合わせて日程や内容を選び、満足度の高い旅行にしましょう。
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