宮古島にはおすすめのシュノーケリングスポットがたくさんあります。サンゴ礁が隆起してできたのが、自然に包まれた美しい宮古島。どこまでも続くマリンブルーで透明感のある海には、さまざまな生き物たちが生息しています。そんな素敵な宮古島で、シュノーケリングなどを楽しめるスポットから周辺のおすすめスポットまで幅広く紹介します。
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宮古島のおすすめシュノーケリングスポット6選
さまざまな生き物たちの生活に触れることができるなど、シュノーケリングはいろんな魅力があります。透明感がある美しい海が宮古島の特徴です。自然に恵まれた宮古島でシュノーケリングを楽しみたい人のために、おすすめのスポットを紹介します。
吉野海岸
吉野海岸は宮古島の東平安名(ひがしへんな)崎の手前側5kmほどに位置する東向きのビーチです。宮古空港からは約18kmで、車だと約30分で行ける距離にあります。砂浜は約500mと比較的長めといえるでしょう。海の家があり、トイレや更衣室も完備されており、ほかのビーチより設備が整っています。
こちらは沖のサンゴ礁が海の荒波を和らげる防波堤の役目をしているため、波が穏やかなビーチです。リーフに守られたイノーとよばれる礁湖・ラグーン内は、宮古島でも屈指の透明度を誇ります。浅瀬でもサンゴ礁がすぐに広がっているため子どもでも安心して海の中の景色を楽しめるのがポイント。シュノーケリングは海の家でレンタル可能なため手ぶらでも体験できます。
熱帯魚の種類や数も非常に多く、満潮時には魚の大群に出会えることもあるかもしれません。透明度の高い海の中をじっくり観察してみましょう。注意点として、シュノーケリング中にサンゴ礁の上に乗ってサンゴを傷つけないよう注意しましょう。
2009年にはサンゴ礁生態系保全マナーが制定され、吉野海岸の自然を守ろうという活動が行われています。たとえば、魚に餌付けをしない、直接手で触らないなどのルールを破らないように注意しましょう。サンゴ礁保全ゾーンも設けられているので、シュノーケリングを楽しむ歳は気をつける必要があります。
また、吉野海岸はウミガメの産卵地としても有名なビーチ。運が良ければウミガメに遭遇できるかもしれません。
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※ 情報更新のタイミングにより価格等が実際と異なる場合があります。最新情報はツアーページをご確認ください。
新城海岸
新城(あらぐすく)海岸は、宮古島最南端の東平安名崎から車で約10分に位置しています。宮古空港からは約17kmで、車だと約30分で行ける距離にあります。透明度の高いコバルトブルーの海が特徴的で、海岸にはサンゴ礁がありシュノーケリングを楽しめるビーチです。
先述した吉野海岸に隣接しており、地元の島民にも人気の高い新城海岸。吉野海岸と比べると観光客が少なく地元の人々に愛されている穴場スポットでもあります。沖合までイノーとよばれる礁湖・ラグーンの浅瀬が続いており、水深が浅いため小さい子ども連れのご家族も安心して楽しめるビーチです。
足の着く場所が多いため、シュノーケリング未経験者や初心者でもチャレンジしやすいビーチ。ただし、干潮時はかなり浅くなるため、シュノーケリングをするなら満潮時がおすすめです。
浅瀬でも楽しめる新城海岸ですが、沖合水深8mほどまで潜ると日本最大級の琉球菊花サンゴ、通称バラサンゴを眺めることもできます。花びらが重なり合っているようにみえるバラサンゴを澄み切った海の中で観察できるのはわくわくするでしょう。
新城海岸のサンゴ礁にはかわいらしい熱帯魚が数多く生息しています。サンゴ礁の間を泳ぐカクレクマノミやスズメダイの観察も楽しめます。新城海岸ではカクレクマノミがいるポイントにわかりやすいようブイが立てられているため、子どもも一緒に手軽に観察できます。
インギャーマリンガーデン
インギャーマリンガーデン(イムギャーマリンガーデン)は宮古島の南部にある海浜公園です。宮古空港からは車で約18分で、県道190号線を南下し、県道235号線を左折して坂を下った先にあります。
インギャーとは、沖縄の方言で「囲まれた湧き水」という意味があります。この名の通りインギャーマリンガーデンは入り江や海岸線をそのまま活かした公園です。遊歩道を散策したり、展望台から海を眺めるのもよいでしょう。
園内に架かる橋の内側は波も穏やかで、まるで天然のプールのよう。小さな子どもや初心者にもおすすめなシュノーケリングポイントです。インギャーマリンガーデンは「クマノミ団地」の異名を持っています。たくさんのハマクマノミが生息していることでも有名で、特に橋の下付近が生息ポイントなので、訪れたさいはぜひ観察してみましょう。
インギャーマリンガーデンでのシュノーケリングは、入り江の中にあるビーチから始めましょう。海が外洋と直接面していないため、波が非常に穏やかです。橋の近くにはサンゴ礁が広がっており、運がよければ数えきれないほどのハマクマノミが観察できます。
ハマクマノミを観察できるポイントは少し水深が深くなっているため、ライフジャケットやゴーグル、フィン、シュノーケルを必ず着用してから行きましょう。
八重干瀬
八重干瀬は、池間島の沖にある日本最大級のサンゴ礁群です。宮古島から北方向に約5~22kmの海域に位置し、周囲約25kmに大小100以上の環礁が広がっています。日本のグレートバリアリーフとも称され、日本の名勝と天然記念物にも指定されています。色鮮やかなサンゴ礁とたくさんの熱帯魚の群れが観察でき、シュノーケリングやダイビングの人気スポットです。
定期船は運行していないため、シュノーケリングやダイビング、釣りなどのツアーを開催しているショップを利用して向かうことになります。宮古島の平良港から船で約40分、池間島からだと約20分ほどで到着します。八重干瀬の名前の由来は諸説あり、”8つの干瀬があるから”や、”干瀬が幾重にも重なっているから”ともいわれています。
八重干瀬では、テーブルサンゴやエダサンゴなどたくさんの種類のサンゴが生息しており、その周りにはチョウチョウウオやスズメダイ、さらにはウミガメなど多くの生き物が泳いでいます。中でも、クマノミは日本に生息する6種類のうち5種類を八重干瀬で観察できる可能性があります。
広いサンゴ礁が防波堤の代わりになり、波が穏やかなため、子どもや初心者でも安心して美しい海の中を堪能できるでしょう。
フナクスビーチ(池間ブロック)
フナクスビーチは宮古島の北に浮かぶ池間島にあるビーチです。宮古島と池間島は池間大橋で繋がっており、宮古空港からは車で約40分の距離です。以前は駐車場がなく、一周道路沿いのビーチ入り口に置いてあるブロックが目印でした。そのため、池間ブロックとも呼ばれていたようです。現在は駐車場が整備されていますが、ブロックは昔の名残で残っています。
フナクスビーチは、浅瀬に広がるエダサンゴの群生が美しいと話題を呼び、シュノーケリングをしに訪れる人も増えてきました。サンゴ礁にはクラカオスズメダイやルリスズメダイ、チョウチョウウオなど色鮮やかな熱帯魚が多く生息しています。
条件が良ければ基本的に波が少なく穏やかなビーチ。しかし、風向きや海況がよくないときや満潮時にはビーチがあらわれないこともあるので、利用前に調べておくとよいでしょう。ビーチへ降りるときに大きめの岩の階段を降りていく必要があるため、小さな子どもを連れていく場合は、しっかり大人が補助しましょう。
また、天然ビーチのため監視員がいません。シュノーケリングをする際は安全に注意し、子どもがいる方は目を離さないようにしましょう。
フナクスビーチの隣にはくじら岩という大きなくじらが寝そべったような形の巨岩があります。変わった景観を楽しみたい方は訪れてみるとよいでしょう。
青の洞窟
青の洞窟は伊良部島にある、海水の浸食により岩が削られたことで形成された海蝕洞です。内部に灯りはありませんが、青く透き通った海水に日の光が差し込み、真っ白な海底に反射することで、洞窟内が青く照らされており幻想的な空間が広がっています。
伊良部島へは伊良部大橋を通って気軽に行けます。宮古空港から伊良部大橋までは約7.3kmあり、車で約15~20分の距離です。青の洞窟は、伊良部島に入ってから右回りに進んでいくと近くまで行けます。青の洞窟そのものは海からしかいけないため、シュノーケリングのツアーやグラスボートにのって入り口に向かうとよいでしょう。
青の洞窟とその周辺にはサンゴ礁が群生しており、さまざまな生き物を観察できます。クマノミやシマハギといった熱帯魚はもちろん、ウミガメにも高確率で出会えます。宮古島のウミガメのほとんどがアオウミガメです。もし出会えてもウミガメに触るのはやめましょう。
エメラルドブルーの美しい海と洞窟、そこに住むさまざまな生き物を楽しみたい方はぜひ青の洞窟を訪れてみてください。
宮古島でカップルにおすすめなシュノーケリングスポット3選
開放的な気分に浸れる宮古島には、カップルが多数観光のために訪れています。海水浴や夕日を眺めるなど、さまざまな楽しみ方が選べるビーチが宮古島にはあるのをご存知でしょうか。カップルでの利用に最適な、美しい自然風景が魅力のビーチをここで紹介します。
保良泉ビーチ
保良泉(ぼらがー)ビーチは、白い砂浜と遠浅の海という好条件がそろっているビーチです。ビーチの両端には荒々しい断崖や岩場があり、自然の景観も楽しめます。海底に群生するサンゴ礁が防波堤の役目を果たし、波が穏やかなので初心者にもおすすめのシュノーケリングスポットです。
宮古空港からは約17kmで、車だと約35分の距離にあります。トイレやシャワー、休憩所があり、シュノーケルやマリングッズのレンタル、ドリンクフードを販売しているショップもあるので、荷物をあまり持ち込まなくても満喫できます。
ビーチには管理スタッフが常駐しており、この地域から湧き出る天然の地下水を利用したプールもあり、無料のものと全長80mのウォータースライダーがある有料のものもあります。施設やサービスが充実しているため、1日中ビーチで過ごすのもよいでしょう。
周辺の鍾乳洞に入れるカヤックや体験ダイビングのツアーも開催しており、さまざまな遊び方が楽しめます。ただし、鍾乳洞へのツアーは入口が海に面しているため、潮が引いているタイミングでしか実施できません。利用を検討している方は、ショップへ確認しておきましょう。
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※ 情報更新のタイミングにより価格等が実際と異なる場合があります。最新情報はツアーページをご確認ください。
シギラビーチ
シギラビーチは、宮古島の南西、宮古空港からは車で約30分の距離にある人工ビーチです。シギラリゾートに隣接している砂浜ですが、ホテル宿泊者以外も利用できます。人工ビーチとは思えないほど自然の生態系が保全されているため、クマノミやルリスズメダイといった熱帯魚はもちろん運が良ければウミガメに出会えることもあるそうです。
散策路はコンクリートで舗装されているため歩きやすく、海にエントリーできる階段も複数設置されているため、シュノーケリングポイントまでの移動もしやすいでしょう。おしゃれなビーチハウスもあるため、シュノーケリングのあとは、南国リゾート気分を味わいながらのんびり過ごすのもおすすめです。
中の島ビーチ
中の島ビーチは下地島にあるシュノーケリングやダイビングで人気のビーチです。宮古空港から下地島へは、伊良部大橋を経由して車で約30分でたどり着けます。下地島自体が、シュノーケリングやダイビングなどのマリンアクティビティで人気を集めており、その中でも満足度の高いのが中の島ビーチです。
ビーチからすぐの浅瀬付近でもサンゴや熱帯魚を観察することができるため、小さな子どもも一緒に楽しめます。中の島ビーチにはなんと100種類以上の魚が生息するといわれており、その中でもクマノミは数種類生息しているそうです。
湾状の海岸であるため波は穏やかですが監視員などはいないため、シュノーケリングや海水浴を楽しみたい方は十分注意して海に入りましょう。子ども連れのご家族はかならず子どもを目の届く範囲で遊ばせましょう。
宮古島はどんなところ?概要を解説
宮古島は、北東から南西に向かって弓状に連なる琉球弧のほぼ中間に位置している島。沖縄本島からは南西方向に約300km、石垣島からは東北東方向に約130kmの距離に浮かんでいます。宮古島全体は平坦で低く、最も高い横竹山地でも高さは114m。ほとんどの地層は隆起サンゴ礁の琉球石灰岩からなっており、砂岩と泥板岩が重なり合ったブロックで形成されています。弱アルカリ性または中性に適している土壌で、総面積の52%が耕地面積です。
宮古島周辺の気候は、高温多湿な亜熱帯海洋性で、冬も比較的暖かく、夏は海から吹く風が暑さを和らげてくれます。春夏秋冬、暖かい気候で年平均気温は23.3度、年平均湿度は79%ほど。最も寒いのは1~2月で、最低気温の平均値は15~16度ほど。5月中旬頃から6月下旬までは梅雨の時期に入ります。梅雨の間に年間降水量のおよそ20%が降ります。梅雨が明けると本格的に暑さが強まる夏になり、9月頃までは真夏日と熱帯夜が連日続く気候です。
また、夏から秋にかけての時期は台風シーズンで、特に9月は強い台風が発生しやすい傾向にあります。台風は、強風や塩害により農作物などに大きな被害をもたらすと同時に、航空機や船舶などの交通機関に大きな影響を与えます。しかし、一方では干ばつを防ぐ恵みの雨をもたらす側面ももっているといえるでしょう。
暑い夏が終わり、10月頃になると朝夕が涼しくなり、寒露のタイミングには、東南アジアで冬を越そうとするサシバの群れが中継地として本土から飛来します。これは宮古島の秋の風物詩として有名です。
宮古島周辺でカップルにおすすめの観光スポット5選
多数のビーチがある宮古島は、カップルにもおすすめのスポット。また全国的に有名な、雪塩に関する知識が学べる施設など、ゆっくりと楽しめる施設も点在しています。ここで カップルが楽しく過ごせるおすすめのスポットを紹介します。
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与那覇前浜ビーチ
与那覇前浜ビーチは宮古島を代表する、エメラルドグリーンの海が魅力的な砂浜です。宮古空港から約7kmの距離に位置し、車では約11分でたどり着けます。東洋一の美しさと称される与那覇前浜ビーチは全長約7kmで、雪のように真っ白な砂浜と透き通った宮古ブルーの絶景を楽しめるスポットです。
マリンアクティビティも種類が豊富で、ジェットスキーやバナナボートなど1日中満喫できるでしょう。毎年4月には宮古島で開催される全日本トライアスロン宮古島大会のスイムレースのスタート地点にもなっています。大会開催時期には約1000人を超える参加者がビーチに集結し大変な賑わいを見せています。
雪塩ミュージアム
雪塩ミュージアムは、宮古島の名物でもある雪塩について学べる施設です。雪塩はふわふわとした粉状が特徴的で、世界的に見ても珍しいタイプのお菓子といわれています。映像や体験を通して、雪塩がパッケージされている様子や、特製を活かした使い方などを学べます。
館内にはショップも併設されており、雪塩はもちろん雪塩を使ったお菓子や化粧品などさまざまな雪塩商品を幅広く販売しています。雪塩関係のお土産を買いたい方は雪塩ミュージアムで買いそろえるのがおすすめです!
ラウンジでは、2006年発売の雪塩ソフトクリームを味わうこともできます。見て触って食べてと、さまざまな視点から雪塩を楽しめるレジャー施設で、子どもから大人までわくわくが止まらないこと間違いなしです。
住所 | 宮古島市平良字狩俣191 |
営業時間 ※ 時期・状況により変動する場合あり | 4~8月:9:00~18:30 9月~3月:9:00~17:00 |
入場料 | 無料 |
交通アクセス | 宮古空港より車で約30分 |
駐車場 | あり |
パイナガマビーチ
パイナガマビーチは地元民からも人気が高く、宮古島市街地から近いビーチです。市街地からは徒歩5分でたどり着けるため、地元民もさっと遊びに来れるビーチといえるでしょう。宮古空港からは車で約15分で、交通手段としては宮古空港から路線バスも出ています。東屋や遊歩道もあり、海水浴だけではなく周辺を散策したり、日陰でのんびり音楽を聴いたりと、さまざまな楽しみ方ができます。
市街地のホテルに宿泊している人であれば、夕方や夜にちょっとした散歩もできて、昼間の鮮やかなビーチとはまた違った表情を楽しめること間違いなし!夏の海水浴シーズンはハブクラゲの侵入を防止するネットも設置されているため、子どものいる家族連れでも安心して楽しめます。駐車場からビーチへ続く道はバリアフリーになっており、多くの方に利用しやすいビーチです。
砂山ビーチ
砂山ビーチは、沖縄を代表する人気ビーチで、パウダースノーのような白い砂丘をのぼりきると目の前にコバルトブルーの海が広がる絶景スポットでもあります。青い海と真っ白な砂浜、そしてトンネルのような岩が特徴的なビーチ。空や海、砂浜、山々どこを見ても沖縄の美しい自然を感じられます。海の向こう側には伊良部島や池間島も望め、フォトジェニックなスポットとしても注目を集めています。
ビーチにあるトンネルのような大きな岩は、隆起珊瑚が波によって浸食されてできた自然の産物です。夕方にはトンネル越しにサンセットを眺めることができ、幻想的な夕暮れを味わえます。
砂山ビーチは市街地から約4kmと近くにあるため、観光客と地元民どちらからも親しまれているビーチです。宮古空港からは約9.5kmで、車だと約20分でたどり着けます。空港からも近いため、旅行の初日でも最終日でも楽しめます。
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盛加ガー
宮古島には、降り井(ウリガー)と呼ばれる井戸が複数存在します。平良近郊でもっとも規模の大きいウリガーが盛加ガー(ムイカガー)です。ウリガーは、井戸といっても想像するようなバケツをつるして水をくむようなものではなく、洞窟の中の泉を指します。
川のない宮古島では、天水とウリガーが生活を支える生活用水でした。盛加ガーは直径24mの開口部から石段を103段降りた場所にあります。石段はかつて水汲みをしていた女性が繰り返し昇り降りすることですり減り、石の角が取れて滑らかになっているそうです。
盛加ガー内には貝殻がたくさん落ちており、周辺からは青磁片や土器片などが発見されていることから、昔から村や集落の水源として利用されていたことがわかります。人々の生活と自然の壮大さの両方がわかるおすすめのスポットです。
宮古島周辺で家族におすすめの観光スポット4選
宮古島はカップルだけではなく、ファミリーも多数観光のために訪れています。みんなで楽しい体験に参加するなど、アクティブに過ごしてみませんか。年齢に関係なく、家族全員にとって楽しめる素敵なスポットを紹介します。
まいぱり宮古島熱帯果樹園
まいぱり宮古島熱帯果樹園は宮古島にある熱帯果樹園で、宮古島でも珍しいヤシの木やパイナップル畑、バナナ畑などがあります。宮古空港からは車で約15分と気軽に行ける距離です。また、与那覇前浜ビーチのすぐ横に位置しているため、ビーチを楽しんだ後にフルーツを味わいに寄るのもよいでしょう。
まいぱり宮古島熱帯果樹園では、トロピカルフルーツを見るだけではなく収穫体験ができたり、収穫したての新鮮なフルーツを使ったフルーツジュースを飲めたりします。果樹園の中をカートで移動しながら解説してくれるトロピカルガイドツアーもあり、施設内の魅力を余すことなく楽しめるでしょう。
また、天然記念物の宮古馬を飼っている牧場もあり、エサやり体験もできます。子どもから大人まで見て、体験して、味わって、と満喫できるでしょう。
住所 | 沖縄県宮古島市下地字与那覇1210 |
営業時間 | 10:00~17:00 |
入場料 | 大人(中学生以上)700円(税込) 小人350円(税込) |
交通アクセス | 宮古空港から車で15分「与那覇前浜ビーチ」のすぐ横 |
宮古島市総合博物館
宮古島市総合博物館は1989年に宮古の自然と風土をメインテーマとして開館しました。宮古島の歴史や文化、自然について深く知れるスポットです。博物館の展示内容は、歴史・民族・美術工芸・自然科学の4つに分かれています。展示や資料は実物だけではなく、映像やタッチパネル、ジオラマなども駆使しており、子どもでもわかりやすく学べる工夫がされています。最後まで楽しみながら回れる点も魅力のひとつです。
期間限定で催される企画展では、歴史・民族・美術工芸・自然科学のさらに限定されたテーマを深掘りした内容が楽しめます。宮古島でアクティビティを楽しむのも良いですが、島の歴史や文化、自然の生態系について理解を深めたい方は、ぜひ訪れてみてください。
住所 | 宮古島市平良字東仲宗根添1166-287 |
営業時間 ※ 時期・状況により変動する場合あり | 9:00~16:30(入館は16:00まで) |
入場料 | 一般300円(税込) 大学・高校200円(税込) 中学・小学100円(税込) 70才以上入場料免除 |
宮古島市体験工芸村
宮古島市体験工芸村は、沖縄や宮古島ならではのものづくり体験ができる施設です。宮古空港からは車で約10分の距離に位置しています。宮古島市熱帯植物園内にあるため、1日で両方の施設を楽しめるでしょう。
工房の外観は赤い瓦が特徴的です。体験できるプランは、宮古織物、陶芸、貝細工、島ぞうり、チガヤ、アート工房など全部で8種類あります。1時間ほどで完成できるものから、2時間かけて製作するものもあるので、自分の旅行プランと相談して体験するものを選びましょう。ものづくりだけではなく、沖縄の伝統的な衣装を体験できるプランなどもあり、子どもからお年寄りまで幅広い年齢層の方に楽しんでもらえる施設です。
商品の販売も行っているため、お土産品の購入にもおすすめです。入園自体は無料なので、自然豊かな植物園内をのんびり散策するのもよいでしょう。
住所 | 沖縄県宮古島市平良東仲宗根添 1166-286 |
営業時間 ※ 時期・状況により変動する場合あり | 10:00~18:00 |
駐車場 | あり(30台・正面入り口横・道路向いにあり) |
比嘉ロードパーク
比嘉ロードパークは、東平安名崎(ひがしへんなざき)と池間島の間にあり、宮古島の外周道路で最も高い場所にあるとされています。ドライブスポットとしても人気で、休憩所としての役割もあります。標高98.2mの断崖絶壁にたたずむ展望台からは鮮やかなブルーの美しい海が一望できるおすすめビュースポットです。
晴れている日には、宮古島の美しいサンゴ礁と池間島、さらには大神島が見えることも。周辺に景色を遮るものがないため、日の出やサンセットも堪能できます。大きな東屋とトイレもあるため、美しい景色を眺めながらドライブのひと休憩をしていみてはいかがでしょうか。
周辺には、新城海岸や吉野海岸があるため、マリンアクティビティに行く前の休憩や、帰りにサンセットを眺めにくるなど、ぜひほかのスポットとあわせて立ち寄ってみてください。
まとめ|宮古島にはシュノーケリングや観光を楽しめるスポットが盛りだくさん!
宮古島のおすすめシュノーケリングスポットから人気観光地まで幅広く紹介しました。
大人だけではなく、子供にとっても満足度の高い時間を過ごせるのが宮古島の持つ大きな魅力です。感動的なマリンブルーの海でシュノーケリングを楽しめば、きっと忘れられない思い出を作ることができるでしょう。
宮古島の観光旅行にはツアーもおすすめ。多数のプランがあるので、誰もが楽しい時間を過ごすことが可能です。
よくある質問
吉野海岸はウミガメの産卵地としても有名なビーチです。運がよければウミガメに遭遇できるかもしれません。
宮古島のシュノーケリングは、年中可能ですが、特に適した時期は春から秋にかけての乾季です。海水温が高く、透明度も高くなるため、見ることができる生物の種類も豊富になります。
日本最大級のサンゴ礁群「八重干瀬」は波が比較的穏やかなため、子どもや初心者でも安心してシュノーケリングを堪能できるでしょう。定期船は運行していないため、事前のツアー予約がおすすめです。