京都にはさまざまな神社仏閣がありますが、猿田彦神社は京洛三庚申の一社といわれ有名な神社のひとつです。当コラムでは、猿田彦神社の歴史やご利益について解説します。また、境内の見どころや周辺施設をあわせて紹介するため、観光を検討する方はぜひ当記事を活用してください。
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京都にある猿田彦神社とは?歴史やご利益を紹介
猿田彦神社は全国に2000社以上あります。日本各地で多くの方が参詣しています。その中でも京都西院の猿田彦神社は京都三庚申としても有名なスポットです。京都の中でもアクセスがよい場所にあるため、他の観光地とあわせて参拝者が多い特徴があります。
住所 | 京都市右京区山ノ内荒木町3 |
交通アクセス | 京福嵐山本線「天神川」駅下車、徒歩3分 京都バス「庚申前」下車、徒歩3分 地下鉄東西線「太秦天神川」駅下車、徒歩3分 |
猿田彦大神とは?
「猿田彦神社」は、天神川通りにある「猿田彦橋」の東に鎮座されています。神社の名前通り「猿田彦大神(さるたひこおおかみ)」をお祀りする歴史ある神社です。
もともとはもう少し北の安井村にあったのですが、1885年(明治18年)に現在の場所に遷移しています。昔は、山伏修験者の行場があり、右京区の北西部にある愛宕山詣りをする人々がここで滝に打たれ、身を清めてから参詣(さんけい)したそうです。
現在の社殿は、庚申の年である1980年(昭和55)に修復されています。通常は無人の神社です。
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※ 情報更新のタイミングにより価格等が実際と異なる場合があります。最新情報はツアーページをご確認ください。
京都三庚申とは?
京都では、庚申信仰を今でも続ける神社・寺院があり、その中でも代表的な3つの社・堂を紹介します。京の三庚申とは、京都市東山区金園町、八坂の塔へ続く八坂道を登りきった場所にある「八坂庚申堂」と、京都市東山区粟田口北町にある「粟田庚申堂」、そして「山ノ内庚申堂」ともいわれる「猿田彦神社」です。
猿田彦神社の歴史
猿田彦神社の由緒書きによると、平安時代に天台宗開祖の「最澄」が座禅を組むため、霊窟を探していたところ、「猿田彦大神」が現れ、安井村の地を示しました。
そんな経緯から最澄が、座禅石の傍らに猿田彦大神を祀ったことが、「猿田彦神社」の創祀(そうし)になり、最初にお祀りした歴史になります。猿田彦神社は創祀から現代まで1200年以上続いています。
鎌倉時代になり、後嵯峨天皇の行幸(ぎょうこう)の際に、ふたたび猿田彦大神が現れ、道案内を務めたそうです。道案内に心を打たれた嵯峨天皇の命により、社殿が建立されたと伝えられています。猿田彦神社は最澄と嵯峨天皇二人の偉人により誕生しています。
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ご利益
猿田彦大神は天照大神の孫にあたられる「ニニギノミコト」の天孫降臨の時に道案内をされた神様といわれており、人生を切り開く「人生開運」「事業開運」にご利益がある神社です。
猿田彦神社のみどころを紹介!
神社仏閣が多い京都のなかでは、猿田彦神社は規模が小さな神社です。しかし、見どころが多数あります。そんな、猿田彦神社でじっくり観賞していただきたいみどころを紹介します。
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たくさんの猿の像
猿田彦神社では神使(しんし)が猿であることで、境内各所に猿がいます。拝殿の屋根の下に木彫りの猿がいたり、見ざる言わざる聞かざるの三猿像がいくつも飾ってあったりと、猿田彦神社で猿を探す楽しみを体験しましょう。
なかでもおすすめは、本殿で見られる木造の庚申猿です。今にも飛び出してきそうなリアルな表情で鎮座されています。
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樹齢700年の「庚申楠」
猿田彦神社の社務所前に、樹齢700年を超すといわれる「庚申楠」がそびえたっています。高さが約20m、幹周りは360cmの老巨木です。かなり離れた場所からも目立つ楠で、猿田彦神社の御神木です。
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摂社は三社
猿田彦神社には、摂社が三社あります。「秋葉社」は、御祭神が火伏せの神、秋葉大明神です。
「稲荷社」の御祭神は稲荷大神、商売繁盛が祈願できます。「大国主社」の御祭神は大国主命で、縁結びの神様だけに良縁をお願いしましょう。
猿田彦神社の行事を紹介
猿田彦神社は無人の神社だけに、普段はひっそりとしています。しかし、縁日がある庚申の日にはたくさんの参詣者が押し寄せます。
年に六日ある庚申の日のうち、年の初めの初庚申の日の後に、境内で「護摩焚き神事」が行われます。京都三庚申のなかで、庚申信仰が強く残っているのが猿田彦神社です。
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護摩焚き神事
猿田彦神社の初庚申祭(はつこうしんさい)は、例年新年最初の庚申(かのえさる)の日以後の日曜日に行われます。
申年(さるどし)の初庚申祭では、猿行列が行われます。猿行列は山王神社から出発し、三条通を経て、猿田彦神社に向かう行程です。
また初庚申祭のメインは信者などの願いが込められた護摩木を焚き上げて、祈願成就を願うイベントです。万福招来・病魔退散・交通災難除け・厄除けなどの、猿田神社のご利益を祈願する大祈祷護摩奉修(だいきとうごまほうしゅう)が行われます。なお、初庚申祭では特別祈祷も行われるので、護摩焚き神事への参加をおすすめします。
庚申の日(かのえさるのひ・こうしんのひ)とは
もともと、干支(えと)は、十干(じっかん)と十二支(じゅうにし)の組み合わせからできています。十干は、日を順に10日のまとまりで数えるための呼び名(符号)で、「甲(こう)、乙(おつ)、丙(へい)、丁(てい)、戊(ぼ)、己(き)、庚(こう)、辛(しん)、壬(じん)、癸(き)」になります。
この十干に陰陽五行説の木・火・土・金・水が合流し、さらに陰陽五行説では陽を兄(え)、陰を弟(と)として、例えば「甲」を「木の兄」(きのえ)、「乙」を「木の弟」(きのと)と呼ばんでいます。
一方、十二支は、「子(ね)・丑(うし)・寅(とら)・卯(う)・辰(たつ)・巳(み)・午(うま)・未(ひつじ)・申(さる)・酉(とり)・戌(いぬ)・亥(い)」です。
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60種類の組み合わせ
同じ日を十干と十二支で数えると、甲子、乙丑など60種類の組み合わせがあり、60日に一度同じ組み合わせの日がやってきます。庚申の日は「庚(こう)」と「申(さる)」の組み合わせの日です。庚申(かのえざる)は57番目に当たります。
庚申の日のいわれ三尸の虫(さんしのむし)
古代の中国の道教では、人の体内に「三尸(さんし)の虫」が潜んでいると考えられていました。上尸が頭部、中尸は腹部、下尸は脚部の三尸にいると考えられていました。
三尸の虫は、年に6回、60日ごとに訪れる庚申の日の夜になると、人間が眠ったのを確認してから、天界に昇り、天帝にその人が犯した罪悪を報告していたのです。それを聞いた天帝が罪の重さに応じ、人の寿命を決めていたといわれていました。
三尸の虫が天界へ昇らないよう徹夜する
この世で長生きを願う人々は、この「三尸の虫」が天界へ昇り、天帝に報告しないよう、庚申の夜は眠ることなく徹夜で起きていたそうです。これが「庚申信仰」の発祥と伝えられています。
日本では奈良時代末期に、庚申信仰が定着していたようで、眠気覚ましのためにさまざまな趣向を凝らす様子が、「枕草子」や「源氏物語」にも記述されています。
猿田彦神社の授与品
猿田彦神社にはそこでしか手に入らない、ご利益が高く、しかも珍しい授与品があります。ご利益も期待できる逸品を、神社にお詣りして授かりましょう。
盗難除けの左縄
ご利益の所でも触れましたが、猿田彦神社で人気の御守りが「盗難除け左縄」です。他ではあまり見かけない珍しい御守りで、名前のとおり、左よりにされた縄でできています。
通常の日常生活で使う縄は右から編まれたものが多いのですが、神社などの祭礼用の縄は左から編まれた縄が使われます。猿田彦神社の「盗難除け左縄」は玄関・勝手口・倉庫・金庫などに吊るす御守りで、盗難除けに霊験あらたかといわれています。
お導き猿守り
カラフルな布製の「くくり猿」がデザインされた御守りも、かわいいと人気です。腰や財布につけると除難招福を祈るとされています。
願い事を叶えるためには欲望を抑えることも重要で、くくり猿は手足をくくられて動けない状態を現し、人間も願いを望むなら、一つは欲望を抑えるようにとの教えです。
猿田彦神社の御朱印
猿田彦神社にも御朱印があります。少し前の御朱印は、向かって右側に「京三庚申」と書かれ、中央に「猿田彦神社」が書かれた、いわばオーソドックスな御朱印らしい御朱印でした。
最近は、御朱印の紙自体が神猿の形をしています。その中央に「猿田彦大神」と書かれた御朱印で、かわいいと評判です。ただし、御朱印が拝受できるのは、南東に車で10分ほどの場所にある「西院春日神社」の社務所です。また、御朱印は書置きタイプになります。
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猿田彦神社の基本情報
猿田彦神社は縁日の日以外は、無人の神社で社務所は閉まっています。授与品や御朱印は車で約10分の西院春日神社に向かい、猿田彦神社の御朱印または、猿田彦神社の御守りなど、ハッキリと申し出なければ猿田彦神社の授与品は授かれません。注意しましょう。
以下が猿田彦神社の基本情報です。授与品が拝受できる西院春日神社の基本情報も紹介します。
正式名称 | 猿田彦神社(さるたひこじんじゃ) |
住所・所在地 | 京都府京都市右京区山ノ内荒木町3 |
御祭神 | 猿田彦大神(さるたひこおおがみ) |
通称名称 | 山ノ内庚申(やまのうちこうしん) |
電車 | 京福嵐山本線「天神川」駅下車、徒歩3分 地下鉄東西線「太秦天神川」駅下車、徒歩3分 |
バス | 京都バス「庚申前」下車、徒歩3分 |
自家用車 | 自家用車の場合は10台程度しか駐車場がないため、公共交通機関の利用がおすすめ。 |
西院春日神社基本情報
正式名称 | 西院春日神社(さいいんかすがじんじゃ) |
住所・所在地 | 京都府京都市右京区西院春日町61 |
社務所営業時間 | 9時~18時 |
最寄り駅 | 阪急電車・京福電車「西院駅」 |
公式サイト | 西院春日神社 |
猿田彦神社を含む京都三庚申
一部既述になりますが、全国では珍しくなった庚申信仰が、京都では今でも続けている神社・寺院があり、その中でも代表的な3つの社・堂を改めて紹介します。
京の三庚申とは、京都市東山区金園町、八坂の塔へ続く八坂道を登りきった場所にある「八坂庚申堂」と、京都市東山区粟田口北町にある「粟田庚申堂」、そして「山ノ内庚申堂」ともいわれる「猿田彦神社」です。
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庚申信仰発祥の地
猿田彦神社は「庚申信仰発祥の地」といわれ、庚申信仰は猿田彦神社から始まった慣習といわれています。
庚申信仰は最初、貴族の間で盛んになるのですが、時代が経過するとともに、庶民にまで広がっていき、仏教・修験道・神道まで加わり、さまざまな土着の信仰や習慣も入り混じって、日本独自の特異な地域信仰となり、庶民の間に広がっていきました。
江戸時代になると、庶民の間にも広く広まり、信仰されるようになりました。庶民にまで広まることで、もともとの意味が失われていきました。
庚申講(こうしんこう)
そうした変化は「庚申」の日になると、村全体で盛大に酒盛りをして夜を明かすという、寄り合い組織の「庚申講(こうしんこう)」が、全国に作られるようになったのです。庚申講は昭和の時代まで地方では見られました。
江戸時代には、猿田彦神社でも「庚申講」のときには、村人が集まって「猿田彦大神」などの軸を掛けて、七種の供物を捧げ、長い夜を明かし、萬福招来を祈願していたそうです。
その風習は現在も生きていて、60日に1回やってくる「庚申」の日になると、猿田彦神社では祭事を行っています。その日には多くの参詣者で境内が賑わいます。
猿田彦神社近くのおすすめスポットを紹介!
猿田彦神社の参拝が終わったら、近隣のカフェや工房などに立ち寄るのもおすすめです。また、せっかく西院に来たのですから、近所の観光名所も訪ねてみましょう。西院にあるおすすめのスポットを6つ紹介します。
渡月橋
時代劇の定番撮影スポットです。嵐山の紅葉を見渡せる、桂川にかかる木製の橋で、全長155mの長さがあります。
承和年間(834年~848年)に僧・道昌が架橋したと伝わる歴史を誇る橋で、現在の位置には江戸時代初期、角倉了以が架けたそうです。
鎌倉時代、第90代天皇亀山上皇が、橋の上空高く移動していく月をご覧になり「くまなき月の渡るに似る」と、いわれたことから「渡月橋」と名づけられました。渡月橋・嵐山・桂川は三位一体の風景です。住所は京都府京都市右京区嵐山です。
愛宕山
昔は猿田彦神社にあった行場で、修験者が身を清め登ったと伝わる愛宕山。京都市右京区にある標高924mの山で、猿田彦神社参拝後の登山がおすすめです。
山頂には、明智光秀も参拝した「愛宕神社」が鎮座しています。一年中登ることができますが、毎年7月31日は「千日参り」として、千日間分のご利益を求めて数多くの参拝客が山を登ります。
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サイドロップ
ファッションが専門である「ヒロコさん」とインテリアに精通した「けい子さん」が営むレトロカフェです。老舗喫茶から受け継いだ家具を使って、落ち着きを感じる店内は観光客のみならず地元の人からも愛されています。
昔からある素朴なカフェメニューがそろっており、のんびりとしたひと時を過ごせるのが大きな魅力です。落ち着いた空間の中で、神社巡りで疲れた身体を一休みさせてみてはいかがでしょうか。
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大文字飴本舗
宝石のような飴を製造するお店です。ひとつぶひとつぶが思わず見入ってしまうような繊細な作りで、お土産にもぴったりです。
こちらのお店では水あめ作りから行っており、品質も折り紙つきです。良質な水あめから作られる京飴の数々は、旅の思い出の品としてもおすすめの一品となっています。
Pagong本店
京友禅染めの商品を扱ったお店です。高い技術を誇る職人が作る上質な商品は、高級感あふれる品物から、普段遣いできるものまでさまざま勢ぞろいです。
京友禅柄のアロハシャツなど、こちらでしかお目にかかれないようなレアなアイテムも数多く取り揃えています。雅な伝統柄をさまざまなテイストで楽しめる、ちょっと珍しいお店です。
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壬生寺
律宗・壬生寺は991年(正暦2年)、快賢僧都によって創建されたお寺です。新選組ゆかりの寺として知られる壬生寺。境内の壬生塚には隊士の墓塔を祀っています。幕末ファン必見のスポットです。新選組のファンでなくとも、荘厳な雰囲気を感じる境内はさまざまなパワーをいただける場所として楽しめます。
季節のお祭りはもちろんのこと、「壬生菜祭」などこちらでしか楽しめないお祭りも数多くあり、季節ごとに楽しめるスポットでもあります。
住所 | 京都府京都市中京区壬生梛ノ宮町31 |
交通アクセス | ・市バス:壬生寺道で下車、坊城通りを南へ200m ・阪急電車:大宮で下車、四条通りを西へ信号2つ目の坊城通りを南へ ・嵐電(京福電車):四条大宮終着駅下車 、四条通りを西へ信号2つ目の坊城通りを南へ |
駐車場 | 周辺にコインパーキングがありますが、数が少ないのでなるべく車でのご来寺はご遠慮ください。 |
公式サイト | 壬生寺 |
京都は神社仏閣の観光スポットが多い場所です。中でも世界遺産の3か所は見逃せません。観光バスツアーで訪問されてはいかがでしょうか。
【参考】猿田彦神社の本宮・三重県「椿大神社」とは?
京都の猿田彦神社をはじめとした全国の猿田彦神社の本宮は三重県にあります。京都から三重は距離がありますが、本宮を知っておくことでより参拝の際に流れや由来が理解できます。事前情報・知識としてつけておきましょう。
住所 | 三重県鈴鹿市山本町1871番地 |
拝観時間 | 11月〜4月:午前5時~午後6時 5月〜10月:午前5時~午後7時 ※御朱印・授与所は午後5時まで |
交通アクセス | ・近鉄四日市駅下車、三重交通バスにて椿大神社行き、約55分 ・JR四日市駅下車、三重交通バスにて椿大神社行き、約1時間 ・近鉄平田町駅下車、鈴鹿市C-BUSにて椿・平田線、約50分 ・JR加佐登駅下車、鈴鹿市C-BUSにて椿・平田線、約40分 |
駐車場 | 無料駐車場、約500台駐車可能 |
公式サイト | 椿大神社 |
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由来
椿大神社は、往古神代に高山入道ヶ嶽、短山椿ヶ嶽を天然の社として、高山生活を営まれた国つ神「猿田彦大神」を主神とし、相殿に皇孫「瓊々杵尊」、「栲幡千々姫命」を、配祀に「天之鈿女命」、「木花咲耶姫命」をお祀りしたことがはじまりです。
現在は、猿田彦大神を祀る全国二千余社の本宮として、「地祇猿田彦大本宮」と尊称されています。
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ご利益
椿大神社には以下のご利益があります。
- 建築
- 方災解除
- 厄除開運
- 家内安全
- 交通安全
- 旅行安全
- 商売繁昌
- 家運隆昌
- 良縁子孫繁栄
- 進学修業
- 事業成就
境内のみどころ
猿田彦神社の本宮である椿大神社には主に3つのみどころがあります。
かなえ滝
恋愛成就のパワースポットとして有名なかなえ滝。一時は携帯の待受にすると願いが叶うという噂も流れました。清らかな水が勢いよく流れる様を眺めていると、心まで澄んだ気持ちになります。恋愛が成就する気持ちが大きくなります。
招福の玉
立て看板にかかれた言葉を唱えながら3回玉をなでると、願いが叶うといわれています。この招福の玉は、夫婦円満や縁結びで有名です。
扇塚
扇塚は使わなくなった扇だけでなく、芸能関係のさまざまなものを奉納する場所です。扇の他に笛やバチなど、さらに、衣装まで奉納されることもあります。過去には着ぐるみも置かれていたことがあったそうです。
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椿大神社は強力なパワースポット
椿大神社は創建された経緯からして、大きく道が開ける強力なパワースポットです。かなえ滝・御船磐座・断り乃鳥居・招福の玉、それぞれから強力な運気を与えてもらえ、上昇・開運が期待できそうです。
【参考】猿田彦神社と猿田彦珈琲の関係
猿田彦神社と同じ名前の猿田彦コーヒーは、もともと関係はありませんでした。猿田彦珈琲の名前の由来は、コーヒーショップを開店する際に、ロゴマークのデザインを著名な日本のイラストレーター・ヒロ杉山さんに頼んだところ、猿田彦と命名されました。
それをそのまま、猿田彦珈琲という名前で採用したそうです。すると、伊勢の猿田彦神社の宮司さんが、コラボを持ち掛け、猿田彦神社公認の猿田彦珈琲として営業していく事になったそうです。
猿田彦珈琲は人気のコーヒーチェーン店に成長しています。やはり、猿田彦大神の事業拡大のご利益もあるようです。
まとめ|京都の他のスポットと一緒に猿田彦神社にも行ってみよう
猿田彦神社は、日本誕生にも関係した猿田彦大神をお祀りする、京都市右京区山之内にあります。小さな神社ですが、1200年以上の歴史を誇る由緒正しき神社です。僧侶の伝教大師「最澄」がスタートになっている点も興味深い神社です。
猿田彦大神は、天照大神の天孫降臨に際し、先導役を務め無事に高千穂の峰まで導いた功績は偉大です。開運・事業発展・五穀豊穣など、将来が大きく開けるご利益は納得できます。さらに、縁結びや夫婦和合などのご利益も魅力いっぱいです。
猿田彦神社は比較的小規模な神社です。お詣りしてご利益を祈願した後に、境内をじっくり見ても余裕があります。京都には歴史的観光名所が数多くあります。他の観光スポットも訪ねてみましょう。