美しきカレイン城、古き良き町エア
投稿者: ミルティ, 2015/09/083度目のグラスゴー。これまでグラスゴー大聖堂、ケルヴイングローヴ博物館、グラスゴー大学、ボロック・カントリーパークなど見てきた。もはや見るべきものはないものか。そうおもっていたところ、VELTRAの一日ツアーが目に入った。カレイン城、エアシャー地方観光だ。
ちょうど宿泊ホテルから歩いて5分くらいのジョージ・スクエアで集合した。参加者は13名で、アメリカ、カナダ、ドイツ、タイ、サウジアラビアなどで、日本人は私1人だった。あまり知られていないからだろう。バスの運転はエジンバラに住むチャキチャキの若者で、余りスコットランドなまりを感じさせない英語で分かりやすかった。
グラスゴーを出て、まずは風力発電所へ。広大な敷地に風力発電機が無数。その後、途中で古城の廃墟に立ち寄り(名前は失念)、お目当てのカレイン城へ。岸壁に沿って立つ城はみごとなほどに荘厳であった。スコットランド紙幣にも出ているそうで、代表的なスコットランドの古城に相応しい。しかも庭園がすばらしい。とにかく広い!あいにくアーチェリー大会で庭の散策はできなかったが、眺めるだけでも十分だった。海岸を歩いて見上げる古城も、これまた素晴らしい。
昼食を含め、2時間半ほどカレイン城を楽しんだあと、やはり古城のダヌアー城に立ち寄った。スコットランドは闘いの歴史に明け暮れ、廃墟となった古城が往時を偲ばせる。
最後に「蛍の光」で有名なロバート・バーンズの故郷へ。ここではバーンズ博物館もあるが、ブリガドウーン、記念塔、庭園をゆっくり見てまわった。ブリガとは、どうやらケルト系のゲール語らしく、ブリッジのことだと思う。ここでも1時間は優に楽しめた。
スコットランドといえば、エジンバラ城、スターリング城が有名だろう。それに引き替え、日本ではあまりなじみがないカレイン城だろう。が、素晴らしさはひけをとるまい。知名度が低い理由はアクセスが良くないためだと思う。電車は不便で、車しか無理だろう。だからツアーの参加をお勧めしたい。なお、ツアーの会社は、Rabbie観光で、Rabbieとはロバート・バーンズの愛称らしい。
評価: | |
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利用形態: | ひとりで |
参加日: | 2015/09/05 |
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