マダムタッソーは実在した人物(1761-1850)です。フランスに生まれ、彼女のろう人形作りの技術は、フランスの貴族から高く評価されていました。フランス革命時代には投獄されてしまい、マリーアントワネットや国王ルイ16世を含む多くの処刑された貴族や罪人のデスマスクを作る任務を負わされました。その後、タッソー氏と結婚しロンドンに移り、イギリスで最初のろう人形の常設展会場を開いたのは1835年でした。アムステルダムの別館は、1971年、海外初の別館として開かれました。
まずは、建物のファサードに作られたろう人形が目を引きます。世界最大、5mも大きさです。館内は、マルチメディアを駆使した展示で、世界中の映画スターや、シンガーと記念撮影をしたり、各国を代表する政治家と握手を交わしたり、スポーツゾーンでは、ベッカーの横でトレーニングができたりもします。アムステルダム館ということで、オランダに関わるろう人形も多数あります。オランダの王家の一員になってみたり、オランダの著名人に挨拶したり、アンネフランクが「アンネの日記」を朗読するのを聞くこともできます。
ホテルから歩いて行きました。朝から行ったので、並ばずに入れました。チケットはスムーズに入れました。出る時にはすごく並んでいたので、チケットを事前に買って、朝から行くのがいいと思います。