もともとはキリスト教の共同体として使われていた場所でしたが、7世紀に修道院として使われるようになりました。何度か廃れては復興を繰り返しています。ウェルズの大司教が再建工事を始めて、彼の死後の16世紀に工事が完了して、その後に英国国教会となり、現在の姿となっています。教会としてはやや複雑な過去を持っていますので、じっくりと丁寧に外も中も見学してみるといいでしょう。人は多いですが、そんな雰囲気にも触れられるはずです。
概観も美しいのですが、まずは両側の天使の階段に注目して下さい。天使たちが一生懸命はしごを掴んでいる姿は愛嬌を感じるのではないでしょうか。それらを堪能した後に中に入りますと、美しい装飾に出迎えられます。天井を仰ぐと扇状がとても素晴らしいので、しばらく見上げていたくなるほどです。ステンドグラスも美しく輝き、外からの光もとても柔らかに注いできらめいています。ゆったりと教会も隅々まで散策しながら見ていって下さい。
丁寧にアテンドしていただき、時間がない中見どころを効率的に見て回ることができました。
いろいろ見たいが自分であちこち運転するのは不安な人にお勧めです。