グリニッジ天文台＋カティーサーク号 1日パス事前予約　グリニッジ王立博物館2施設にお得に入場！＜英語ガイドアプリ有＞

全長86m全幅11m、1869年に完成した現存する最古の快速帆船です。当初は中国からイギリスへ紅茶の茶葉を高速輸送するための「ティークリッパー」として活躍しました。より速い汽船が台頭するとその座を譲り、その後はオーストラリアからの羊毛を運ぶ役割を担いました。大海原での嵐や戦争、2007年の大火災を乗り越え、現在も建造当時と変わらぬ勇姿を見せています。

【営業時間】
10:00～17:00（最終入場16:15）

メインデッキからはテムズ川の向こうに広がるロンドンの高層ビル街を望む壮大な景色を堪能できます。当時の木製の舵も見事に修復されており、大きな木の舵を手に握ってその歴史と重みを感じながら船長気分をお楽しみいただけます。

カティーサーク号の速さの秘密を探るなら、船体下は必見です。2006年～2012年に行われた保存プロジェクトでカティーサーク号は3mの高さに持ち上げられることとなり、船体下部分のユニークな形状の全貌を見ることができるようになりました。
船体を見上げながらアフタヌーンティーを楽しむことのできるカフェもあります。

勇気ある方はぜひ挑戦を！当時の航海士たちが大海原を望んだカティーサーク号のマストに登る貴重な体験ができます。

※入場チケットにはリグクライムは含まれず、別途料金が必要となります。ご希望の場合は公式サイトよりご予約がおすすめです。

「グリニッジ標準時(GMT)」の地であり、世界の時間の始まりであった本初子午線の走るまさに「時間の故郷」であるグリニッジ天文台。17世紀にイングランド国王チャールズ2世の命によって設立されました。大航海時代を迎えていた当時、危険と困難を極めた航海をより安全で正確なものとするため、天体観測により正確な緯度と経度を計測することが目的でした。その後1884年開催の国際子午線会議にて、この地は東経0度「本初子午線」と定められました。
現在は観測の役割を終え、博物館となっています。

【営業時間】
10:00～17:00（最終入場16:15）

グリニッジ天文台No.1のフォトスポット！第7代王室天文館（天文台長）エアリーが設置したため「エアリー子午線」とも呼ばれます。地球の東半球と西半球を分ける歴史的なこの線を跨ぎ、楽しい1枚を♪
なお、実は現在運用されている経度基準はこのエアリー子午線ではなく、東へ102.478m、経度で東へ5秒3101ずれたところにあります。

グリニッジ天文台の中でも最も歴史あるオクタゴン・ルームは、1676年に完成しました。クリストファー・レン卿が設計した、明るく美しい部屋です。八角形の部屋には複数の窓が設けられ、それぞれの窓に観測機器を設置して星空を観測したといいます。

天文台の建物で目を引く、屋根の赤い球体。1833年に設置されたもので、八角形の部屋「オクタゴン・ルーム」の上に取り付けられています。12時45分になるとポールをゆっくりと上昇し、13時になるとポールを降下して時間を知らせます。