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テオドシウスの城壁

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テオドシウスの城壁とは、現在のトルコ共和国の首都イスタンブール旧市街にある東ローマ帝国時代の城壁で、5世紀初頭テオドシウス2世(401~450)の治世中に建造されました。マルマラ海から金角湾に及ぶ全長7㎞、濠と二重の城壁からなる三重構造の堅牢なもので、正面攻撃では1453年にオスマン帝国が火砲を用いて破るまで、難攻不落を誇りました。
歴史
テオドシウスの城壁は建造後間もない447年、地震によって大部分が崩壊しました。当時の東ローマ帝国はアッティラ率いるフン族の攻撃の危険にさらされていたため、崩壊後わずか2ヶ月で再建されました。二重の城壁のうち、内壁は厚さ5m、高さ8~12m、外壁は厚さ10m、高さが8.5mあり、内壁と外壁の間には幅15~20mの通路が設けられていました。その外側には高さ2mの胸壁があり、外壁の外側には幅20mの濠が作られました。高さ18~20mの見張り塔が内壁と外壁、交互55mおきに配置され、合計で96ありました。その他に一般用の5つの門と軍事用の5つの門及び小さな秘密扉が作られました。

見どころ
テオドシウスの城壁は7~11世紀及び14~15世紀にかけて何度も外国からの攻撃にさらされましたが、正面攻撃に対しては1000年近く高い防衛力を発揮し、東ローマ帝国の首都コンスタンティノープルを守り続けました。15世紀に城壁が破られてオスマン帝国がコンスタンティノープルを陥落させるまで、この都が陥落したのは13世紀初頭の第4回十字軍によるものです。しかしこれは城壁が破られたためではなく、皇帝の逃亡によって東ローマ帝国側の人間が内側から城門を開いたためです。深い歴史とともに難攻不落を誇った城壁は見どころの一つです。

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2024/01/04 ひとりで LILACER

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ガイドのハーレさんに御礼

2012/06/04 小さなお子様連れ 匿名希望

日本語ガイドのハーレさんは、金沢大学に留学したことがあって、茶道、禅など日本文化について、われわれ日本人より詳しいと思いました。ハーレさんにガイドしていただいたおかげで天気にも恵まれ、安心してインスタンブルの街を楽しむことができました。

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