王室薬剤局は、フィリップ2世(王位1556~1598年)の時代に、王家付属の施設となり、王家のための薬を手配するようになりました。薬を保管する瓶や陶器は、La Granja de San Lldefonsoyのガラス工場やBuen Retiroの陶器工場で造られたものです。中には、17世記製造のTaovarera de la Reina 陶器もあります。薬のみでなく、王室に施された処方箋なども保管されています。
薬を保管する幾つもの小さな引き出しが、歴史と重みを感じさせ、興味を引きます。深い緑色、朱色、黄金の装飾が施され、ハーブ(薬剤)の名前が付けられ、絵が施されています。ハーブなどを保管する多数の美しい瓶や陶器が、大きなキャビネットに収められているのも見ることができます。部屋には、ハーブなどの独特の匂いが漂い、昔の実験用のフラスコや調剤道具が展示されており、薬剤局ならではの雰囲気があります。
王宮はすばらしかったけれど英語力が足りなくてききとれないところがあって残念でした
そのときにガイドの方に聞けばよかったのですが「あれ?庭園は?」と思っているうちにツアーは解散になってしまいました
高台にあり、庭からの眺めも良く、外観だけでも素晴らしいのですが、スペインにある宮殿の中で最も豪華で一見の価値があります。