この壁画は、10,000年から18,500年前の旧石器時代に描かれました。13,000年くらい前の落石によって、洞窟の入口は塞がれ、外気から遮断されたことによって現代にまで保存されました。アルタミラ洞窟壁画は、1879年この地の領主であったマルセリーノ・デ・サウトゥオラ伯爵の娘によって偶然発見されます。伯爵はこの壁画が旧石器時代のものであると発表しますが、当時は旧石器時代の絵が知られていませんでしたので、模造であると疑われてしまいました。伯爵の死の後、1900年代に入ってからの科学的な調査により、旧石器時代の壁画と証明されるようになり現在に至ります。
博物館には洞窟の岩肌を再現して、壁画も当時の技法によって忠実に造られたレプリカがあります。人の姿や野生動物が描かれている壁画は、岩の凹凸をうまく使い立体感を出し躍動感のある、旧石器時代のアートそのものです。その他、洞窟の歴史ビデオや発見された石器・土器の展示も鑑賞することが出来ます。サンティリャーナ・デル・マルの町には14世紀から18世紀の建築物が残っていて、その当時の町並みもひとつの見どころとなっています。
ホテルには朝早くタクシーが迎えに来ました
その日1日のタイムスケジュールが共有されていて お互い拙い英語で話しながら旅がスタートしました 個人ではなかなか行くことの出来ないカプリチョ デ ガウディは個人宅でバルセロナで観るような大きな建物... 続きを読む
まずはガイドの沼山さんが最高でした。
知識はもちろん、あらゆる場面で気遣いをしていただき本当に快適な旅でした。カプリチョ・デ・ガウディはガウディファン必見です!
アルタミラ博物館は事前に予約をしておいてもらえるため、待ち時間なく入場することができます。規模も大きくなく、1時間程度でほとんど見終わってしまいました。
それよりも、中世の街並みがそのまま残っている小さな町のサンティジャーナ・デル・マルが... 続きを読む