この美術館が建築されたのは1995年、アメリカの建築家リチャード・マイヤーによって設計されました。設計はコンペ形式ではなく、政府や運営財団で協議し、選定した設計でプロジェクトが進められた美術館です。新しく現代美術館が建設される場合、広い敷地を確保できる郊外型が普通ですが、この美術館の立地をあえて旧市街地区に選んだのもマイヤーだったと言われています。入館者以外の歩行者もエントランスを自由に通行できるのが特徴で、周辺住民の生活空間に美術館が機能することを意図して設計された美術館です。
ガウディやピカソ、ミロといった観光資源に恵まれたバルセロナですが、そうした歴史的な遺産を目当てに訪れる芸術ファンが見逃しやすいスポットかもしれません。スペインの「いま」を伝えるこの現代美術館は、観光客よりむしろ地元のあらゆる年齢層のためのアートを介した教育と対話の場を創出していて、講座やセミナーなどの教育プログラムの充実に力を入れています。タイミングが合えば地元の小学生たちの賑やかなアートプログラムを見ることもできます。
ガウディの建築物をほぼくまなくチケットを利用して回りました。とても重宝しました。また、バルセロナに行くときには利用したいと思います。
観光局でvoucherがQRコードがないことで手間取り発行してもらえず、翌日ミロ美術館の入り口でまた認めてもらえず、お情けで入場、再度観光局で散々粘って発行してもらえました。
サクラダファミリア、サンツ駅、カタルーニャ音楽堂、パーマカーブルカー、各博物館入場など色々活用させて頂きました。毎回、切符購入やバスの支払いなど不要で博物館もすぐに入場でき、時間短縮でリーズナブルなカードでした。
2月のオフシーズンに行ったので、混んでると言われているピカソ美術館も全然並んでいませんでした。3つ以上行くなら行くならいいですが、行動が制限されるので、そこまで必要ないかもしれません。