アントニ・タピエス美術館は、カタルーニャ音楽堂やサンパウ病院の建築で有名なドメニク・イ・モンタネールが1880年代に出版社のために設計した建物です。1885年竣工、1990年に美術館として改装されました。改装当時は、むき出しのレンガと鉄を組み合わせたデザインがかなり衝撃的でした。2008年から改装のために閉館していましたが、2010年春にリニューアルオープンしました。オープン当日は、長蛇の列ができるほど賑わいました。
【アントニ・タピエスの作品】アントニ・タピエスは、日本ではあまり有名ではありませんが、地元のカタルーニャでは大変な人気です。FCバルセロナの100周年記念ポスターを作製したことでも有名です。タピエスは現在も現役で、精力的に制作活動を続けています。【屋上の装飾】屋上の装飾は、建物がタピエスの所有になった後にタピエス自身が付け加えた「N vol i cadira(雲と椅子)」という作品です。グニャグニャと撒かれた針金が載った赤レンガ造りの建物が印象的です。
家族4人で参加しました。
参加者は私たち4人だけで、結果貸切ツアーのようでお話もわかり安くて楽しい時間を過ごせました。
当日は生憎の天気でしたが、公共交通機関を使いつつ巡らせてもらいました。
ツアーグループの中に脚の悪い方がいらっしゃいましたが、ご配慮も十分されており、良い雰囲気で廻れました。