コロニア・グエルは、実業家グエルが繊維工業住宅地区としてつくったスペインで初めてのコロニーです。ガウディは1898年にグエルからコロニア内の建築を依頼され、設計に取り掛かりました。けれども、完璧なアーチ型を造ろうと逆さ吊り模型の実験に時間を費やし、着工までに10年もかかってしまいました。しかも、ガウディは1914年にはサグラダファミリア以外の仕事を全部断ってしまったので、建設は中断され、完成したのは半地下だけでした。2005年、ガウディ設計の地下聖堂が「アントニオ・ガウディの作品群」としてユネスコの世界遺産に登録されました。
【教会の柱と梁】微妙なバランスで立つ石柱と付け根から放射線状に張り目具された梁は、ヤシの木をデザインしたものです。独特の光景に心躍ります。【ステンドグラス】自然光が入ると、床や柱にステンドグラスの鮮やかな色が映し出されてとてもきれいです。蝶の形のステンドグラスは、下まで垂れているひもを引っ張ると窓になっている部分が開いて、まるで蝶が羽を広げたかのように見えます。【ガウディがデザインした椅子】椅子がたくさん並んでいますが、オリジナルはひとつだけ。色が違うので、すぐにわかります。
二回目の訪問でしたが、一日かけたツアー、電車利用して日本人ガイドさんに案内してもらい充実しました。
タイミングも良く少年合唱隊の歌も良い席で聞けました。
マリア様の像にも近くで会えて大変満足でした。
ありがとうございました。