1148年、ポルトガルの初代王アルフォンソ1世がこの地を征服し「サンタ・マリーア教会」を建立しました。その後、1282年、ポルトガル王妃であるイザベル王妃がこの町のうつくしさをたいへん気に入り、ディニス王が王妃にこの町をプレゼントしたのです。それから、「谷間の真珠」と呼ばれるこの美しい町は、1834年までポルトガル王妃が治める直轄地としての歴史をたどってきたのです。長い間、ポルトガル王室の直轄地だったため、いつまでも中世の美しさを残した町となったのでしょう。
城壁に囲まれた町並みが、中世ヨーロッパの情緒をかもしだしています。城壁の中の町は、石畳の路面、白い壁とオレンジの屋根の家々。白い壁にはところどころ鮮やかな色の花が飾られています。おっとりとした町の雰囲気は、時間の流れを忘れさせてくれます。中世からの町並みを残すオビドス旧市街地では、このような町の趣あるj雰囲気を感じながら散策するのが、最も非日常的な幸福感を与えてくれるでしょう。
古いポルトガルを感じることが出来、シントラは良かったです。ロカ岬、カスカイスはツーマッチかも。良いガイドさんでした。