ノルウェー西部にある、長さ205km、深さ1308m、平均幅は、4.5kmで、ノルウェーで最長、最深のフィヨルドです。また、世界では第3番めの長さ、氷に覆われていないフィヨルドとして世界最長でもあります。フィヨルドの両脇にそびえ立つ崖は、1000m、時にはそれ以上の高さで、フィヨルドの最も内陸部にある2000m級の山々へと続きます。このフィヨルドからはいくつもの小さな分岐フィヨルドがあります。中でも、ネーロイフィヨルド（N?r?yfjord)は、2005年、ユネスコ世界遺産にも登録された、とりわけ美しいフィヨルドです。
歴史
大きなソグネフィヨルド沿いには、数多くの集落があります。崖が迫る地形のため、それぞれの集落の人口は多くありませんが、崖と狭い水路が外部からの侵入を防ぎ、古くから集落が形成されています。12 ?13世紀にはキリスト教が伝えられ、いくつかの素晴らしいスターブ教会が建設され、現在も見ることができます。自然の地形的な保護は、反面、他地域からの孤立も意味します。ここに住む人々は、代々、数百年に渡って住んでいる人々が多く、近年のツーリズムの発展にも関わらず、昔ながらの伝統的な生活が続いています。
見どころ
【フロムからベルゲンへのクルーズ】約5時間半の船旅です。素晴らしいフィヨルドの景色を眺めながら、ゆったりとした快適な舩旅を楽しめます。この船は、観光客用の船というわけではなく、地元の人々の交通手段でもあります。ほんの少しですが、フィヨルド沿いの小さな村の生活を垣間みることもできます。【ネーロイフィヨルドのクルーズ】ソグネフィヨルドから分岐しているネーロイフィヨルドは、長さ17kmで最狭部250mです。世界遺産にも登録されています。手つかずの美しい自然に感動します。高い山に囲まれた狭いフィヨルドの風景はドラマティックで圧巻です。
