同じ時間帯のツアー参加者にアジア人は私だけで、英語が良く分からないのも私だけぽかったので、少し心細いスタートでした。
ですが犬ぞり体験はとても楽しく、終わってみれば大満足でした。
施設に着いたら、はじめにレンタルの防寒着と靴に着替え... 続きを読むます。
帽子・マフラー・手袋は自前で、私はネックウォーマーも持っていきましたが、途中で少しふぶいた時間帯があり、顔を守れたのでネックウォーマーも役立ちました。ホッカイロもたくさん貼りましたが、肩にも貼ればよかった・・・と、それくらい寒いです。運転するときに手がすごく冷たくなるので、防水手袋は必須です。
ゴーグルは運転手には貸してくれますが、乗る役の時はないので、持っていれば持参すると良いです。天気がころころ変わって、吹雪いた時間帯は目も開けられないほどでした。
着替えた後、少し子犬と遊びました。おとなしい子犬ではないので抱っこするるのは難しく、駆け回るのを眺めて、そばに来た時にちょっとなでるくらいです。5~6匹の元気な子犬たちがじゃれているのはかわいらしかったです。
そりの操作方法を習った後、いよいよ実施です。
そりは運転手役と、乗る役と、基本は2人で1台に乗ります。
両方が運転したい人の場合は、コースの真ん中で運転手を交代します。
私は年配の白人の男性とペアになりました。もともと2人で来ていた人たちは、そのペアでそりに乗っていたようです。
私が先に乗る役になったので、走る犬を眺めたり景色を眺めたり、写真撮影をしたりしました。運転手は両手を離せないので、写真は乗る役のときしか取れません。
そりは6頭の犬が引いてくれました。先頭のそりにガイドさんが乗っていて、その後をみんなのそりが追いかけていくので、コースについては心配いりません。基本は、スタートとブレーキの操作ができれば大丈夫です。
後半、運転手役になりましたが、ペアの男性が大柄だったので犬たちががんばってひっぱっていたところ、新しい運転手の私の体重が軽すぎて犬たちが止まらないということで、再び乗る役に戻りました。犬が前のそりを追い抜くのはダメで、距離を保つのが大切だと最初の説明でも言われましたが、全体重でブレーキを踏んでも止まらないので、仕方がないかとあきらめました。
体格差を選べないのが一人参加者の不利な点だな、でも乗ってるだけでも楽しいからいいかと思っていたら、途中からまた運転させてくれました。上り坂になったからのようです(最後の下り坂は、また乗る役に交代でした)。
やっぱり運転したほうが断然楽しく、大自然を駆け抜けている実感がありました。すごく速いスピードではないので、スリリングとまではいきませんでしたが、爽快な気分になり、参加してよかったと思いました。
そりの後はトナカイスープとパンとチョコレートケーキの昼食を食べ、ツアー終了です。トナカイスープは日本人には匂いがきついという体験談も読みましたが、私は大丈夫でした。昼食の場で聞かれて、ベジタリアンの人はクスクスを食べていたので、そういう用意もあるようです。
そり用の犬はペットの犬とはちょっとちがう雰囲気でしたが、よくしつけられていて大人しく、大型犬だけれど全然怖くなかったです。
旅先ならではの貴重な体験ができました。
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