5世紀に「聖ペテロの鎖」を弔うために建設された教会とされています。建設に関わったとされる西ローマ帝国の皇帝ヴァレンティアヌス3世の妻、東ローマ帝国の皇帝テオドシウス2世、皇妃エウドチア・アウグスタの娘エウドッシア・リチニアによって建設されたとしています。何度も修復をされた教会は、18世紀初頭に残された部分が多く正面の扉を入ってすぐの壁は時代を感じる部分とされています。保存されている「モーゼ像」は、1505年にミケランジェロへ依頼した像とされ完成は1545年とされています。毎年8月1日に「聖ペテロの鎖」を開帳する特別公開があるといいます。
【ミケランジェロの「モーゼ像」】ミケランジェロが制作した「モーゼ像」です。1体だけではなく下の段の3体を手がけた像としています。下段の中央が「モーゼ像」、左がリア、右がラケーレ、上段の中央はジュリオ2世と聖母子、左がシビッラ、右がプロフェータとされています。上段の数体は、モーゼ像のために制作されたとされています。【聖ペテロの鎖】聖ペテロがエルサレムで牢獄された時に使用されたヴィンコリと呼ばれる鎖が祀られています。ローマの牢獄で使われていた鎖がもう1本あり、2本を1本にしたといいます。祭壇の下に装飾を施したガラスケースに収められています。
裏通りをたくさん歩きました。
ローマの歴史にでてくるところが、
これでもかというほど現れて、
ほんとに大満足。
コロッセオも、ローマっ子がスケボーで遊んでいる地点から見ると、眺めもまたまた格別。