古代ローマ時代まで遡る古い歴史を持つ町は、中世には独立した共和国として勢力を拡大し、海洋貿易で富を得て強さを誇った海洋国家でした。一時はピサやヴェネチア、ジェノヴァなどと地中海の覇権を争ったこともあるほどで、11世紀に最盛期を迎えます。海洋に関する法典の作成や、中国からシチリアを経て伝わった製紙法による製紙産業などでもその名が知られるようになり、現在でもイタリアの海事関係の旗にはアマルフィの紋章が入っています。
アマルフィは狭い土地を有効活用するために上へ上へと建て増して断崖にへばりつくように密集した建物が印象的です。複雑に入り組んだ道を散歩するのは楽しく、どこを見ても絵になる風景です。特産品は地元のレモンを使ったリキュールの「リモンチェッロ」で、アルコール度数が高くレモン色の甘酸っぱいお酒はよく冷やして食後に飲むと胃がさわやかになります。手漉き紙も有名で、様々な色を付けたものや押し花などを加えた紙はお土産にも最適です。
今思い返しても、とても心に残る旅でした。
ガイドさんも一生懸命案内して頂き、お天気のせいで(波が高かったんでしょうか⋯)カプリ島の青の洞窟に行けなかった際も、一緒に本気で残念がってくれました。ご一緒したツアーの方々も、ゆったりとしていてと... 続きを読む
空港の迎えもスムーズで安心でしました。
個人では行きにくい所を巡れ、名物やスポットも添乗員さんに都度説明して貰え満喫できました。
本当に楽しい思い出となりました。
ありがとうございました。