プレビシート広場は、ナポリ王宮の正面に位置しており、サン・フランチェスコ・ディ・パオロ聖堂に囲まれている広場です。イタリア語で、市民投票広場と言う意味です。教会には列柱が並んでおり、奥には騎馬像の姿を見る事が出来ます。教会の裏は丘になっており、ピッツォファルコーネの丘と呼ばれています。芸術学校と、エジプトと、ペルシア朝の作品が展示された工芸博物館等があります。ナポリで1番大きな広場であり、周辺にもお店が沢山あるからか地元の人や観光客で賑わっています。中には結婚式を挙げているカップルも見る事が出来ます。人が沢山集まる場所ですので、警備員の姿をあちこちで見受けられます。
歴史
1860年10月21日の市民投票までナポリはシチリア大国の一部であり、そこからプレビシート広場という名前がきています。プレビシート広場にはサン・フランチェスコ教会があり、パンテオンに似せて作りました。教会の裏にある丘にはピッツォファルコーネの丘があり、ここにはガエターノ・フィランジエーリが1882年に土台を築いた芸術学校とエジプト、ペルシア朝の作品のある工芸博物館があります。広場中央にあるブロンズ像はブルボン家のフェルディナンド1世とカルロ3世を表しています。
見どころ
サン・フランチェスコ・ディ・パオロ教会がプレビシート広場を囲んでいるのですが、教会の列柱は非常に壮大な風景で圧倒されます。 広場の中央に立てられた像は、アントニオ=カノーバによって作られたブルボン家カルロス三世と、広場を建造したフェルディナンド一世の騎馬像です。 スポット周辺を見渡すとカフェ等が並んでいるので、のんびりと散歩に出かけてカフェに寄って休んでいると、ナポリの街の雰囲気をより感じる事が出来るでしょう。