ウンベルト1世のガッレリアは、1890年に完成したガレリア(アーケード)です。十字に交わった中央部の天井は、鉄とガラスで造られた、高さ58メートルのドームになっています。床には12星座の装飾があります。まるでガレリア自体が美しい芸術品のようです。中にはショップやカフェが並び、華やかな雰囲気です。お土産探しやカフェでの一休みにおススメのスポットです。
歴史
ウンベルト1世のガッレリアは、1884年のコレラ流行の後、荒廃した街の美化を目的として、1887年~1890年にかけて造られました。ミラノの「ヴィットリオ・エマニュエーレ2世のガレリア」を模して建設されました。1912年までは、ガレリア内にある有名なカフェに、芸術家や音楽家が集まっていました。芸術家たちが惹きつけられるのも納得できる、きらめきのある場所です。
見どころ
【ガレリアの建物】ミラノの「ヴィットリオ・エヌマーレ2世のガレリア」より少し規模が小さめです。ガラス張りの天井の高さは、58メートルもあります。床は12星座のモザイク画になっていて、豪華で美しい建物です。【ショッピング】内部にはショップやカフェが並び、ミラノの「ヴィットリオ・エヌマーレ2世のガレリア」に引けを取らない、華やかな雰囲気があります。ショッピングやカフェでの休憩におススメです。