町はもともと主要な街道が交差する交通の要所として栄え、当時貴重であったサフランの生産でも繁栄しました。塔の建設は、最初は教皇派と皇帝派の2つの派閥に分かれて争っていた貴族たちが、見張りや防衛のために建設したのが始まりでしたが、しだいに塔は富と権力を誇示するものとなってゆき、貴族たちは競って高い塔を建てました。最も多い時には72もの塔が小さな町に乱立していましたが、現在は14の塔のみが残っています。
サン・ジミニャーノ歴史地区は城壁の中にある小さな町で、歩いて一周できます。城壁の入口のサン・ジョヴァンニ門から町に入ります。町の中央には三角形のチステルナ広場があります。チステルナとは井戸の意味で、広場の中央に大きな井戸が残っています。広場を取り囲むように古い建物や塔が立ち並んでいます。近くにはグロッサの塔があり、183段の階段を昇って頂上から町を眺望することができます。他にもロマネスク様式のドゥオーモやポポロ宮殿なども見どころです。
ミゲル、パトリシアありがとうございました
皆さんをまとめてのスケジュールは大変だったと思います
集合時間に遅れてくる方などいろいろといらっしゃいますが、ミゲル、パトリシアお二人は良くまとめておられました
ミゲルの知識豊かなガイド力はす... 続きを読む