サンタ・マリア・ノベッラ広場の歴史は、同じ名前を持つサンタ・マリア・ノベッラ教会抜きには語れません。ドミニコ会の修道僧が設計し、14世紀後半に完成したゴシック様式の聖堂です。内部には、現在まで続く世界最古の薬局「サンタ・マリア・ノベッラ薬局」があります。建物の正面は、15世紀半ば、レオン・バッティスタ・アルベルティが改装を行い、現在の姿になりました。ゴシック様式と初期ルネッサンス様式で描かれた、フレスコ画が特に有名です。レオナルド・ダ・ビンチが3年間暮らし、モナリザを制作した場所としても有名です。
古都フィレンツェは、メディチ家の栄華を今に伝え、中世の街並みがそのまま残る世界遺産の街です。サンタ・マリア・ノベッラ広場は、広場そのものよりも近くにあるサンタ・マリア・ノベッラ教会が有名です。教会を運営するドミニコ修道会は、カトリックでも最も古い修道会のひとつで、創立当初の教えを頑なに守り続けています。教会には、フィレンツェという古都の持つ芸術的な空気や歴史、文化などが封じ込められています。サンタ・マリア・ノベッラ薬局は、映画『ハンニバル』のロケーションに使われた場所です。映画好きな人は、必見です。
三時間、休むことなく歩き、かつ、説明をしてくださったガイドさんに脱帽です。
参加者が私たち家族だけでしたので、私たちの興味に合わせて、説明をしてくださったと思います。ガイドブックには無い説明を受けて大変満足です。