ピッティ宮殿の歴史は15世紀末にさかのぼります。大富豪ルカ・ピッティの命を受けフィリッポ・ブルネレスキの設計により着工しましたが、ピッティがその完成を見ることはありませんでした。建設も中断されましたが、その死からおよそ100年後、メディチ家の当主コジモ1世が買い取り、建設が再開されました。増改築が繰り返されること400年、現在のような大宮殿となり、ヴェルサイユ宮殿が完成するまで、ピッティ宮殿はヨーロッパ最大の宮殿でした。
現在、宮殿内には、パラティーナ美術館、近代美術館など2つの美術館と4つの博物館が入っています。主にメディチ家代々の当主たちが収集した絵画や宝飾品等が数多く公開されています。パラティーナ美術館は28の展示室からなり、それぞれに展示品や作者の名前から展示室の名前が付けられています。そして中庭からつながるボーボリ庭園は、自然と芸術が混在したイタリアらしい庭園になっていて、観光客はもちろん、フィレンツェ市民も訪れる憩いの場となっています。
乗り降り自由で、いろんなところを(何度も)見ることができることで満足できた。費用対効果で評価すれば最高、ただ運行開始時間が現地で入手したパンフレットよりも遅かったことがマイナス。
フィレンツェの駅の構内から場所が変わっていたのに、きちっと指定されていなかったため、電話をして確認しました。