フィレンツェと地中海を結ぶ水路として、古い時代から重視された川です。 中世期には水車が置かれており、水力の力で繊維産業や、貨幣の鋳造が行われました。 河口近くのピサとフィレンツェとの間では水路を巡って幾つもの争いが起きています。 ルネサンス期を代表するダンテ等の画家たちが描き、歌にした川です。 古くから大洪水を何度か起こしている川としても知られています。 近年では、1966年に氾濫をし、フィレンツェ市の歴史的な建造物や、国立図書館等の書物に大きな被害を与えました。
アルノ川にかかっているヴェッキオ橋は、1218年にカッライア橋がかかるまでは、フィレンツェで唯一の橋でした。 現在見る事が出来る橋はN・ディ・フィオラヴァンテ作と言われる、1345年に制作がされてかけられた物です。1333年には、洪水で破壊されてしまいました。 橋の上には、13世紀以降、商店が並ぶようになっています。 15世紀になると肉屋が立ち並んで独特の臭いを周囲に発散していましたが、フェルディナンド1世の命によって大規模な立ち退きが行われて、代わりに貴金属と宝石商が集められました。
乗り降り自由で、いろんなところを(何度も)見ることができることで満足できた。費用対効果で評価すれば最高、ただ運行開始時間が現地で入手したパンフレットよりも遅かったことがマイナス。
フィレンツェの駅の構内から場所が変わっていたのに、きちっと指定されていなかったため、電話をして確認しました。