シエーナ大聖堂は9世紀頃には現在の司教館の位置に聖母マリアの教会堂があったことが分かっています。ドゥオーモの起源の伝承はいくつかありますが、1226年頃に起工され、ゴシック様式で美しいファザードは1284年頃にジョヴァンニ・ピサーノによって起工されました。シエーナ大聖堂は増築工事が計画されてしましたが、お金も時間も大変かかることや財政難に陥ってしまったことなどから断念することになってしまいました。
シエーナ大聖堂の増築が放棄されてしまった後も、ドゥオーモの装飾などは続けられていったため内部には多くの美術品があります。内装はホワイトやブラックなどの大理石の稿模様が特徴になっています。どのような芸術作品が安置されているのかというと、ミケランジェロ・ブオナローティ、ジャン・ロレンツォ・ペルニーニなどのようなルネサンス、バロックの芸術作品などが挙げられます。シエーナ大聖堂には、サンジョヴァンニ洗礼堂やピッコロミーニ図書館などが寄り添います。
最後の日は、ドライバーさん手料理のミートスパゲッティをいただきました。ツアー全員、和気藹々で心に残る旅でした。
名所を無駄なく案内していただき、ツァーならではの行程でした。食事が各自というのがとても良くて、リラックスできました。ホテルが選べたらもっとよかったと思いました。