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ディルホゥラエイは、間氷期時代に海底火山の噴火によって突如出現したもので、その誕生の仕方は、1963年に突然起こった海底噴火により出現したスルツェイ島(アイスランドにある島)と同様と考えられています。ディルホゥラエイの西側はハゥエイ(高い島)と名付けられ、非常に細かい火山灰が固まってできた凝灰岩から成り立っています。また東側は、ラゥグエイ(低い島)と名付けられ、玄武岩の石基部分結晶が大きくなった輝緑岩から成り立っています。
ディルホゥラエイの見どころは、ボートも楽々と通り抜けることができる巨大な穴と、岬の沖合に浮かぶユニークな岩柱です。これらはみな自然の力によって作り出されたものであって、実際に見ると自然の力の偉大さを感じることができます。またこの地域は自然保護区となっており、4月の後半から8月の下旬ごろにかけて、沿岸の険しい崖にたくさんのパフィンやフルマカモメ、ウミガラス、カツオドリ、アジサシ、ケワタガモなどの海鳥が、数多く飛び交う姿が見られます。