大平原ホルトバージ・プスタとトカイワイン産地 1日観光＜3月～10月／日本語／昼食付き／ブタペスト発＞

ブダペスト滞在実質２日目（7月6日）に参加しました。以前からホルトバージ国立公園は是非訪れてみたいと思っていましたし、ワイン好きとしてはトカイのワイナリー訪問は欠かせない、まる３日足らずの短いハンガリー滞在では個人で両方回るのは無理。そもそもレンタカーではワインの試飲ができないということもあり本ツアーを申し込みました。 　結果は大正解、と言ってよいと思います。ガイドのゾルタンさん、ドライバーのイシュトヴァーンさんと私ども２名の４名でブダペストを出発。高速道路を東へ直走ることおよそ３時間でホルトバージに到着。途中トイレ休憩が１回あります。帰りもそうですが、ハンガリーの高速道路のSAのトイレは通常有料（100フォリント）ですので小銭を用意しておいた方がよいです。 　この辺りにくるとそこかしこの電柱や煙突の上にコウノトリの巣が見られます。何でもアフリカから渡ってくるとのこと。プスタ（ハンガリーの大草原）で営まれる牧畜生活の見学は二頭立ての馬車に分乗して向かいます。ちなみにこの日は全部で３台。 　まず姿を現したのはスイギュウの群。続いて角が特徴的なハンガリー特有の灰色牛（マジャール・スルケ牛）。次いで独特の民族衣装に身を包んだカウボーイが馬に乗って登場。鞭の音一つで馬を「伏せ」「お坐り」など思いのまま、まるで犬のように操ります。次いで角の捻れたラツカ羊。最後に五頭立ての馬を一人の騎手が操るパフォーマンス。左右の脚をそれぞれ別の馬の背に載せての妙技に見学者一同大興奮でした。 　ホルトバージ･チャールダ（居酒屋）での昼食（スープ、ひき肉詰めパラチンタ、デザート）もなかなか美味しくいただいた後、２時間ほど車を走らせ北方のトカイへ。まず”TOKAJ”と看板が出ているブドウ畑を見た後ワイナリーRÁKÓCZI PINCEへ。地下のセラーを見学後６種類のワインのテイスティングが楽しめます。気に入ったワインがあれば帰りに売店で購入可能。私は５プットニョシュと６プットニョシュのトカイ・アスーを購入してブダペストへの帰路に就きました。帰りも渋滞にも遭わず19時前には市内のホテルに帰着。 　一日ガイドして下さったゾルタンさんとイシュトヴァーンさんに感謝。価格は決して安いとは言えないツアーですが、それだけの価値はあると断言できます。