フランス第2の都市リヨンは、ソーヌ川とローヌ川の合流地点に位置し、古代ローマ時代から商業が栄えていました。12世紀はじめ頃からいくつもの教会が建設され、15世紀後半から17世紀にかけて絹織物業が目覚ましい発展を遂げ、19世紀前半にはリヨンはヨーロッパ最大の絹織物産業都市となりました。絹の丘にある工房には、マリー・アントワネットに献上された布や、ナポレオンの服が飾られています。また15世紀に発明されたカラー印刷の技術はリヨンで大きく発達したことから、旧市街の一角に印刷博物館もあります。
リヨン歴史地区を楽しむには、15世紀末から16世紀のルネサンス様式の邸宅が並ぶ石畳の街並を歩いてみましょう。12世紀はじめ頃から300年もかけて建設されたサン・ジャン大聖堂をはじめサン・ジニエ教会、19世紀に建設されたフルヴィエール大聖堂など美しい教会も見どころのひとつです。また美食の都としても有名なリヨンにはブションという伝統料理のレストランが数多くあります。歴史的な建物のレストランで庶民的な家庭料理を味わうのもリヨン歴史地区の楽しみと言えるでしょう。
公共機関で移動するツアーは初めてでした。ガイドのホンダさんがとても親切で、最後のポール・ボキューズ市場での試食のあと、市場内のレストランを予約してくださり、オーダーも手伝ってくださいました。各名所でもわかりやすく説明をしてくださり、とても充... 続きを読む
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