オーロライナー『サーリィ』で行く★フィンランド冬のオーロラ バスツアー！＜12～3月／日本語／スナック・ドリンク付／サーリセルカ発＞by[みゅう]

2月17,18,19と三日連続で参加しました。 一日目は女性のガイドさんと男性のガイドさんが一人ずつ。 お二人とも日本の方でした。 あとは現地の運転手さんを加えた三人で案内してくださいました。 肝心のオーロラは残念ながらほとんど見えず。 というのもオーロラ自体は強く出ていたのですが雲の向こう。 雲越しでなおかつ肉眼で動きがわかるほど強いオーロラだったのですが…。 なので写真にとると雲が緑色に光っていました。 2日目は 参加者が少ないこともあり昨日の男性ガイドさんと運転手さんの二人でご案内。 この日は参加者が少ないため普段は行けないようなポイントへ。 初っ端から目でカーテン状の動きがわかるほど強いオーロラを観測できました。 聞くところによると男性ガイドさんはかつてイエローナイフ（カナダのオーロラの聖地）でもガイドをされていたそう。 イエローナイフにも行ったばかりだったので楽しくお話しできました。 サーリセルカやオーロラについて何でも知っていて、日中のおすすめスポットなども詳しく教えていただけました。 3日目は珍しく快晴の予報が朝から出ていて満員御礼。 ガイドさんは昨日と変わって一日目の女性のガイドさんでしたが、こちらの方も非常に気さくな方。 予報通り天気は快晴。 しかし…昨日に比べオーロラが弱かった！ ただ、月が出ない日を狙って行ったので決して日本では見えないような星空を楽しめました。弱いとはいえ、オーロラも十分肉眼で見えるくらいには出ていました。 最後の写真はサーリセルカの町のオーロラ撮影スポットとされているところで撮影したものです。 流星が写りこんだので気に入っている写真ではあるのですが… 同じ日にツアーで撮影した写真がその一枚前の写真です。 オーロラは刻々と変化するので一概には言えませんが、周りの星の数を見ていただいてもわかる通りツアーとサーリセルカの町からでは見える美しさに大きな違いがあります。 辺境の町といえどやはりサーリセルカの町はオーロラを観測するには明る過ぎます。 安くはないかもしれませんが、日本から遥々行くのですから滞在日数の許す限り参加をお勧めします。 雲さえ出ていなければオーロラは見えずとも十分感動的な星空を見られます。 曇っていてもオーロラハンターの長年の経験やバスツアーならではの機動力、ほかの観測ツアーとも連絡を取り合って最後の最後まで雲の切れ目を探してくれます。 雲などで見えずとも参加したならその日はフィンランド北部ではどこも見えない、とあきらめがつきます。 その他注意点。 サーリセルカは周りに山がなく一面曇っていてもあっという間に快晴になったりします。（逆もありますが…） またオーロラ予報もあまりあてになりません。現に一枚目から四枚目を撮影した2日目は弱いという予報が出ていました。 防寒は厳重に。マイナス20度前後まで冷え込むフィンランドの寒さは尋常ではないです。よく北欧はカナダやアラスカに比べ寒さが緩いので日本の防寒具でも大丈夫。と紹介されていますが…風の吹く凍った湖の上では冬仕様のコートぐらいではどうにもなりません。 できればきちんとした防寒具をレンタル、せめてスキーウェアくらいは準備しておきましょう。 あと、サーリセルカに限らずどこもオーロラの観測地というのは最寄りの空港が非常に小さいため向かう飛行機も小型のものになります。 そのため、他に比べロストバゲージ（紛失ではなく到着が遅れるだけなので厳密にはディレイドバゲージ）が非常に多く発生します。 なので防寒具やカメラは手荷物で機内持ち込みを強くお勧めします。 私も前回のイエローナイフで遭いましたし、今回のツアーの参加者様の中にもロストバゲージに遭った方がいたようです。 また、参加人数によってバスの大きさが変わるようです。 以前はサーモンスープを賞味しつつ一休み、というのがあったようですが今は観賞中のホットドリンクの提供、ツアーの終わりにチョコバーのお土産、といった内容に変わっています。 オーロラの観測に集中したいこちらとしてはそのほうがありがたいのですが。 最後に滞在中お世話になりましたガイドのお二方。 ホテルのチェックインから帰りのバスの案内まで本当にお世話になりました。 こちらのツアーを選択して正解でした。 貴方方は最高のオーロラハンターです。