ヴルタヴァ川のほとりに位置していた古都プラハは、10世紀にボヘミア王国がその土地に王宮を建てたところから歴史が始まります。プラハ歴史地区の目玉でもあるプラハ城大聖堂は、外国の侵略から王国を守ったバーツラフ国王の墓の上に築かれており、その城には第一次世界大戦後のチェコ独立の際に「真実は勝つ」と書かれた旗が上げられています。1989年のチェコ民主化運動の時には、その城に大統領が送られて独立の意志を示すなど、現代でもその土地には歴史が刻まれ続けています。
プラハ歴史地区の見どころは、何と言ってもその1000年以上の歴史を持つ文化遺産としての様々な建築様式の建物です。ロマネスク様式の建物、ゴシック様式の建物、ルネサンス、バロック、アール・ヌーヴォー、ユダヤのシナゴーグ……、と、西洋の各時代の建物群が一つの土地に立ち並ぶ姿はまさに圧巻の一言。 これほどまでに歴史的な建築物が一点に集中した土地は世界でも珍しく、歩いているだけで長い長い歴史の重みを感じられてくることでしょう。
プラハ城入場に関して、希望日と翌日の入場が可能となるものでしたが、前々日に予定していた入場日の午後に国家行事が入ったことにより入場できない、午前中か翌日にご入場を、とメールで連絡が入ったことで、スケジュールを再組み立てできたのはありがたかっ... 続きを読む
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