ボートで巡るグアム太平洋戦争戦跡ツアー　水中考古学研究者が海の戦跡ポイントを海上からご案内　グアム鎮魂社訪問あり＜午前／日本語ガイド＞

ガイド名：岡 宏之さん
グアムでのガイド歴：25年

【得意分野】
レックダイブ
【経歴】
グアムのレックダイブといえば岡さんと言われるほど、ダイビングや旅行業界では名の知れたレックダイブマスター。その知識は沈船のみならず海底に沈んだ戦闘機にも及びます。「レックはダイバーだけが行ける水中博物館」と話し、潜り続けて今なお新しい発見があるのだとか。

グアム島は探検家マゼランが上陸してから第二次世界大戦終結まで、スペインやアメリカ、日本による統治を経て、現在のアメリカ自治属領（準州）となりました。
太平洋戦争時には日本とアメリカによる激しい戦闘を繰り広げられ、両軍や民間人に多数の死傷者が出ました。島の各地に大砲や防空壕跡、魚雷などの戦争の史跡が残されており、激戦地だったことを思い知らされます。

九九式艦上爆撃機や東海丸、木津川丸など、海に沈んでいる戦跡の歴史について、船の上から説明します。

日本からニューヨーク間のシルク輸送に使われていた日本の貨物船です。第二次世界大戦中に魚雷攻撃を受けてアプラハーバーに沈みました。
お風呂や厨房、手すりなどが認識できる状態で残っており、当時の船内の様子を思い浮かべることができます。

二人乗りの爆撃機で、日本では省略して九九艦爆、アメリカではバルというコードネームがつけられ、バルボンバーと呼ばれています。
後ろの席のコックピットをはっきり残されており、少し覗くと前の席のフットバーや操縦桿なども見ることができます。

海の中にある戦跡を実際に潜って見学してみましょう。
ロープに捕まった状態でも見学ができるので、泳ぎがあまり得意ではない方も安心です。