ハノイ発 ベトナム統一鉄道寝台列車で行くフエ・ダナン3日間 ＜空港送迎／日本語ガイド／列車・ホテル宿泊／食事付＞

グエン王朝第12代皇帝カイディン帝（在位1916～25）の陵墓で、次代バオダイ帝でグエン王朝は終焉をむかえるため、カイディン帝廟は王朝最後の帝廟となっています。フランスと中国の影響を受けた西洋と東洋の折衷様式で建てられ、アジア各地から集めた美しい器や瓶などを材料として使っており、モザイク装飾には中国の陶器や日本のビール瓶も使われています。

1802年から1945年までの143年間ベトナム最後の王朝がおかれたグエン朝王宮は、世界遺産に登録されている
建築物の中でも最高峰で、フエを象徴する観光スポットです。敷地内の多くの建造物はベトナム戦争により
大破されましたが、今はその大部分が復元されており、宮廷文化を今に伝える建築物が残っています。

フォーン川に面する丘の上に建つ「天姥（ティエンムー）寺」は、1601年に建立されたフエで最も古い寺院で、美しい
景観と庭園、フォーン川の風景が望めます。3代ティエウチー帝が1845年に建てた高さ21mある八角形七層の
慈仁塔（トゥニャン塔）は、フエのシンボルとして人々に親しまれています。

初代皇帝ザーロン帝（在位1802～1820）の陵墓で、各帝陵の中で最も遠いフエ市街から17km離れた
フォーントォ（香寿）村の広く平らな丘の上にあります。陵内は、皇帝と皇后の陵墓がある地区と、寝殿（礼拝堂）である明成殿がある地区に分かれています。

第4代皇帝トゥドゥック帝（在位1847～83）の陵墓は、グエン王朝建築の壮麗な建物のひとつです。敷地内には大きな蓮池を中心に陵墓と寝殿（礼拝殿）が並列に配置されているほか、池のほとりにはドゥック帝が体を休めに訪れ、詩文を作ったり舟遊びをしたりと過ごしていた木造の榭殿があります。