この度、夫婦でアユタヤ遺跡ツアーに参加しました。「ツアーじゃなくて、自分たちで色々探して行った方が良いでしょ…」と思っていた私達の期待を大きく裏切るツアーだったので、その一部を紹介します♬
ツアーは最初、早朝のホテルでのピックアップか... 続きを読むら始まりました。集合時刻にホテルのフロントへ迎えに来てくれたガイドのミライさんを見て、楽しいツアーになりそうだと感じました。
まず訪れたのは、ワット・チャイワッタナーラーム。ここではタイ民族衣装をレンタルしての撮影ができるということで、私たちも夫婦で思い切って着替えました。衣装の細やかな刺繍や色彩がとても美しく、遺跡の壮大さと相まって、気分はまるでタイの王族‥。壮大な仏塔と、民族衣装との組み合わせ、更にはミライさんの素敵なカメラワークが絶妙で、これだけでもツアーに参加した甲斐があったと思えるほどでした。
アユタヤ駅へ向かうまでの道すがら、アユタヤ名物の「ロッティサイマイ」というお菓子を試食しました。緑色の線維を伸ばす店員さん、ずっと「サトウキビを伸ばしているんやな」と思ったらなんと砂糖菓子!サクサクとした食感の綿菓子のような「ロッティ」‥カラフルなクレープ状の生地で砂糖菓子を包んで食べるのですが、その見た目も味も想像以上で、持ち帰りたいくらい気に入りました。ミライさん「持ち帰るのもいいけど、一番美味しいのは作りたてだからバンコクで食べていくのがおすすめよ!」
次に歴史あるアユタヤ駅を訪れました。古き良き時代の雰囲気を味わいながら、駅の風情やタイの日常に触れることができました!実は2024年7月19日にバンコクとビエンチャン(タイの隣国ラオスの首都)を結ぶ寝台特急が開通したばかり!いつか中国→ラオス→タイ縦断旅行もしてみたいな〜!
アユタヤ駅は1時間に1本のペースで電車がやってくるので、それ以外の時間は線路の中に入って写真撮影が可能!日本ではなかなか出来ないようなアングルで写真撮影をすることが出来ました。
アユタヤ駅を見学した後、トゥクトゥクに乗ってワット・プランガームへ。タイ旅行でトゥクトゥクに乗るのは初めてだったのですが、そのユニークなデザインとカラフルな色合いがとても印象的で、SNS映えする写真がたくさん撮れました。
次に訪れたワット・プランガームでは、4−500年前に建築されたアーチ型の門(時の門)にポーの木がその根をまとわりつかせる姿に圧倒されました‥(調べてみるとポー(โพธิ์)とは、タイ語で”菩提樹”を意味する言葉だそうです。お寺にのみ植えることが許されていて、一般家庭の庭で見ることはほぼないそう‥)。ワット・プランガームは一般的なガイドブックで紹介されていない場所なこともあって、観光客の姿は私達しかありませんでした。バンコク中心部の喧騒から離れ、仏像を目の前に静かな一瞬を過ごすことが出来ました‥
お次はいちばん有名であろう、寺院巡りのワット・マハタートへ。菩提樹の根本に埋まった仏頭。実はアユタヤの遺跡では、ほとんどの仏像が頭を外されてしまっています。盗賊に奪われてしまったそうです。木に守られて在りし日の姿をそのまま残している仏頭を見ると、自然と両手を合わせたくなりました。
寺院巡りのラストを飾るのはワット・ラチャブラナ。王位継承争いの悲しい歴史に触れ、その背景を知ることで、遺跡への敬意がより一層深まりました。王位継承で命を落とした兄を偲んだ弟は、どんな気持ちだったのでしょうか‥。本殿の頂上から周りを見渡していると、そんな気持ちになりました。
ランチは「サラアユタヤ」という川沿いのオシャレなレストランで、タイ料理を堪能しました。私はパッタイ、妻はガパオライスを選びましたが、その絶妙な辛さと香りに夫婦そろって感動。さらに、レストランからは対岸の遺跡が見えるという贅沢なロケーションで、食事をしながらも観光気分を満喫できました。
ランチを食べた後には必要ですよね、Coffee Break. BUSABA COFFEEという、これまた窓外にはワット ラーチャブーラナを望む、フォトジェニックスポットでした!自宅に取り入れたくなるようなオシャインテリアの数々‥目に焼き付けました。
全体を通してこのツアーはただの観光ではなく、タイの歴史や文化に深く触れる貴重な体験となりました。ガイドのみらいさんの説明や気配り、カメラワークのおかげで、私たち夫婦にとって初めてのタイ旅は最高に素敵な思い出になりました。またタイを訪れた際は、ぜひ再び彼女にガイドをお願いしたいです!!
このツアーは、タイを訪れるすべての旅行者に心からおすすめできる素晴らしいものでした。このレポートが、タイを旅行される方の参考になれば幸いです♬
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