日月潭湖畔は南投県にあり、 海抜760m、面積100 km²、周囲37kmの台湾で一番大きいの湖です。また、台湾で最も美しい湖とも言われています。朝夕には霧が立ちこめることもあり、様々な色のグラデーションに彩られた絵画のような風景を見ることができます。 自然豊かな高原のリゾート地としても有名です。 日月潭は中国大陸からの観光客が選ぶ、台湾観光で行きたい場所ベスト3のひとつに入るほど人気の観光スポットです。
歴史
日月潭は湖の西側には拉魯島が浮かんでいます。この島を境とし、東が太陽、西側が三日月の形に見えることから 日月潭と呼ばれるようになりました。 拉魯は原住民サオ族のの言葉で祖先の霊が眠る場所を指します。日月潭には白鹿の伝説があります。原住民サオ族は、白鹿を追い山に入りましたが、白鹿は湖の中に消えていきました。サオはこの湖の美しさに魅せられ、神に感謝し、この日月潭の地へ移り住むことを決めたそうです。
見どころ
朝霧碼頭(埠頭)、水社碼頭、玄光寺碼頭、伊達邵碼頭から 遊覧船に乗っクルージングをすることができます 。日月潭湖畔には、 台湾元総統の蒋介石が母親の王婦人 を記念して建てた慈恩堂があります。 九層の中国式建築のから塔には、永遠に慈愛と恩を忘れないという意味が込められて、建てられました。塔の最上階からは日月潭を望むことができます。ここから見ると、まるで龍が湖の水を飲んでいるような地形に見えると言われています。 4月から5月の期間には蛍が見られることで有名です。