MRT西門駅のすぐ隣にある西門紅樓は、 もともと 1908年に台湾で初めての政府が建設した公営市場でした。 台湾で最も古く、三級古跡市場建築物でもあります。 戦後は劇場として使用され演劇、映画などの娯楽の中心地として栄えました。一時期、客足は遠のきましたが現在では、かつての活気を取り戻しています。週末には屋外で創意市集(デザインフェスタ)を開催され、建物内には若手デザイナーたちの工房「創意16工房」を新しく設置され、デザインマーケットとして賑わいを見せています。
歴史
1908年 台湾総督府建築科であった建築家近藤十郎が設計し西門紅楼が完成しました。万華、大稲埕、城内の三つの娯楽の中心地として繁栄しました。1963年紅楼映画館がオープンし、モノクロ武侠、西洋映画、時代劇などを上映されました。 2002年紙風車文教基金会が、「紅楼劇場古跡再建築」に取り組み、演芸団体の力を集約し、紅楼の賑いを取り戻しました。100周年を迎えた時には 250万人近い観光客が訪れました。
見どころ
八角楼内の二楼劇場、中央展示区、百寶格、西門紅楼茶坊、西門紅楼精品区と十字楼縦段の16工房、文創孵夢基地と十字楼横段の河岸留言西門紅楼展示館および北広場の市場、月光映画館、南広場の露天カフェ区などさまざまなお店が入っています。中でもカフェ「町西茶喫」の台湾産のお茶と 南洋奶酪などのデザート、 オープンカフェ「南廣場 」 、毎週土、日曜日の午後に開催される創意市集(デザインフェスタ)は見逃せません。