バコ国立公園はマレーシアのボルネオ島にある国立公園です。クチン市内からはバコ村行きのバスに乗り、バコ国立公園ターミナルの港からボートに乗って公園本部に向かいます。市街から離れても日帰りで観光することのできる国立公園は、アクセスしやすいスポットでありながら、海や河川、ジャングルなどの多様な大自然を満喫することができます。自然の観察やトレッキング、ハイキングの他にも海水浴を楽しむこともでき、泊まり込みのキャンプを体験することもできます。
歴史
ボルネオ島は深い熱帯雨林に包まれた南国の島です。なかでもバコは歴史が古く、太古の昔から様々な姓名を育んできた貴重な森です。バコ国立公園は、1957年に設立されたサラワク半島でも最も古い国立公園です。27平方キロメートルもの広さを誇り、他に類を見ない貴重な自然景観や、ボルネオ島にしか生息していないテングザルなど、希少な野生の動植物に出会うことができます。また、海岸には長い年月をかけてつくりだされた岩のオブジェを見る事ができます。
見どころ
バコ国立公園には、ボルネオにしか生息していない希少な猿であるテングザルが生息しています。野生動物の観察を目的で訪れるならば、野生動物の活動が最も活発になる夜明け直後か夕暮れの時間帯を狙って訪れましょう。また、150種類以上のたくさんの鳥が生息しているため、バードウォッチングにも最適です。トレッキングコースは全部で16種類あり、ジャングルの中を半日ほどかけて探検することができます。奥には公園本部やレストランもあるので便利です。