マラッカキリスト教会はマレーシアのマラッカにあるキリスト教会です。マラッカキリスト教会はオランダ広場にあり、赤レンガでできています。マラッカにあるセントポール教会や、サンチャゴ砦とともにマラッカの有名な観光地の1つです。観光地としてだけでなく、1752年にオランダ人よって建築されてから現在まで、現役で礼拝のために使用されています。教会の周りにはお土産屋さんが数多く並んでいまおり、また、トライショーと呼ばれる人力車があり、観光客の移動手段の1つとなっています。
歴史
1511年から164０年にかけて、ポルトガルがマラッカを支配していました。その後、1642年からオランダがポルトガルを追い出し、マラッカを植民地支配するようになりました。そして、占領1００年を記念して、1741年にマラッカキリスト教会の建築がはじまりました。完成には12年かかり、1753年に完成しました。1824年からマラッカはイギリスが支配するようになりましたが教会は当時のままで残されています。
見どころ
マラッカキリスト教会は赤い壁面に、白い十字架があるのが特徴のプロテスタントの教会です。内部にはタイル画の「最後の晩餐」が飾られています。教会の全面には噴水が置いてあります。夜間には教会や周りの建物はライトアップされて綺麗で幻想的な雰囲気が出ています。マラッカキリスト教会はオランダ広場とともに、当時のオランダの建築を知る重要な建築物です。また、マラッカにはポルトガルが支配していた時代に建築した建築物もあり、一日でまわれる距離にあるので、比べることで歴史や文化を知ることができます。
