韓国は、旅行に行くととても楽しく過ごすことができ、美味しいものもたくさん食べることが出来ますが、戦争が終わっていない国で、現在でも北朝鮮と休戦中の国です。それは、DMZツアーなどに参加することによって体験することが出来ますが、この烏頭山統一展望台ではもっと簡単に体感することが出来ます。烏頭山統一展望台へは、ソウルから約1時間ほどで行けます。ここは北朝鮮との国境の展望台ですが、板門店やDMZ(非武装地帯)のように一般人の出入統制が行なわれていないので、誰でも気軽に行くことが出来ます。そのため、韓国人だけでなく外国人観光客も数多く訪れるスポットとなっています。この展望台から北朝鮮までは直線で約2.1Kmととても近く、北朝鮮側には宣伝村と呼ばれる街並みを見ることが出来ます。
見どころ
展望台の建物は1階から4階まであり、北朝鮮の様子が実際に見れる展望台は屋上にあります。1階と2階は展示室や資料室となっており、北朝鮮と韓国の歴史や、北朝鮮の生活の様子などがわかりやすいように展示されています。また、艦内では北朝鮮で作られたワインや酒類なども販売しています。3階と4階は展望室と映像室となっており、映像室ではこの展望台についてや、北朝鮮のことを映像を通して説明を聞くことが出来ます。外国人用映像室もあり、英語、日本語、中国語も用意されているので、韓国語がわからなくても大丈夫です。また、展望台付近の模型もあるので、位置関係もはっきりとわかります。天気が良い日には、屋上からの展望台から実際に北朝鮮の人々の様子まで見えます。南北分断を肌で感じられるこの展望台はとなっています。