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7万年あまり昔の地殻変動で、本来は湖だった場所に峰が隆起したのだそうです。この二つの山には有名な伝説があります。かつてこの場所に仙人の夫婦が住んでいました。誰にも見られないこの場所で二人は幸せに暮していたのです。やがて天に帰る時がやってきて、夫が「人目を避けるためにも、夜のうちに帰ろう」と提案したのですが、暗闇に怯える妻は「昼にしよう」と譲らないため、結局夜明けに旅立つ事になりました。しかし、二人が旅立つ直前に村人に見つかってしまい、仙人の夫婦は岩になってしまったのです。
冬の寒い朝は、お寺が祈祷のために用意した水の表面から天に向かって氷柱が斜めに立ち上がるのを見ることができるようです。オスの岩に寄り添うように建てられた寺の境内には、たくさんの石積みの塔(パゴダ)があることで有名です。これも見逃せない見所の一つです。塔寺から下った駐車場には食堂が立ち並び、大きな豚肉の切り身を焼いています。マッコリ(濁り酒)と炭火焼きの焼きたて豚肉を頬張り、観光を馬耳山観光を締めくくるのは最高です。神秘的な景色・綺麗な空気・美味しいお酒に炭火焼きで、心も胃袋も満たすことができるでしょう。