五年ぶりの夫婦海外旅。しかも初めてのインド。信頼できる代理店、かつユニークな旅の提案をしているベルトラさんに依頼することを最初から考えていたわけではなかった。インドまでの往復のフライトとアグラの滞在先は自身で確保。が、それ以外はベルトラさん... 続きを読むに「おんぶにだっこ」状態だった。まず、アジャンタ、エローラの旅。自身が確保したフライトでデリー空港着。ベルトラの紙を掲げた担当の方が空港出口で待ち構えていた。羽田からのフライトは一時間ほど遅れていたが。まず迎えのクルマで本日宿泊先となるデリー市内ホテルへ。そこでアジャンタのあるアウランガーバートへのフライトチケットを受け取り、デリー発時刻をみて、まず仰天。朝5時のフライト。ホテルロビーへは2時におりてきてください、とのこと。アジャンタ、エローラ三泊四日の第一日目がなぜデリー泊になるのか、その理由を初めて理解した次第。そして、早朝発の大きな意義はアジャンタ訪問でより鮮明になった。一日目は迎えの運転手さんと一日目限りのガイドさんだった。さて、アウランガーバードへ。ホテルで朝食の弁当を受け取ったが、なんと二時間の国内線のフライトでもしっかりとした機内食が提供された。これっ、事前に知っておきたかったな。帰路の便では、轍をふまず、ホテルにはフルーツ盛り合わせのボックスを用意してもらった。こちらの選択がいい。これから同じツアーを予定されている方々にはぜひこの取り合わせをおすすめしたい。まぁ、朝からたっぷりと食べたいという方は別だが。私たちミドル以上の世代にはフルーツ盛り合わせが最適であった。さて、早朝便のフライトで到着したアウランガーバートでのガイドさんはシェクさん。運転手さんは寡黙な雰囲気の方。市内からクルマで一時間強。一般道だけど、しっかりと速度を出して目的地に。九時すぎには到着。シャトルバス(名はオシャレだが、これで走れるのか? というバスだった)に乗り換えてアジャンタへ。私たちのときは待つことなくシャトルバスに乗車できた。アジャンタ窟。写真などで予習してきたのだが、ただ、圧倒される。長くもなく、適切なガイドをしてくれるシェクさんは、私たちが自由に窟を回れるように気を遣い、要所要所でのガイドにとどめてくれたのは大変ありがたかった。窟を離れ、シャトルバスで駐車場へ。ありゃ、シャトルバス待ちの長い列が……。これは早朝にくる甲斐があったと。デリー前泊、5時発のフライトの意味をしっかりと理解した時だった。翌日はエローラへ。こちらは市内から小1時間。エローラ敷地内は電動カートで移動。これは楽だ。たっぷり(本音はもっといたかった!)見学して、市内の遺跡を見学。アウランガーバード最後の日は7時40分発のフライトでデリーへ。そして、デリーのガイドさんに引き継がれ、デリー市内を見学、ランチを食して、デリーホテルへ。ここまででこの三泊四日のツアーは終了。が、デリーでのガイドさんディーパックさんとは最終日までの縁となった。
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