聖フランシス教会は、コーチンのフォート・コーチン地区にあります。フォート・コーチン地区はヨーロッパ風の街並みが広がる異国情緒が漂う地区です。インドでも独特な雰囲気を持つ地区として注目を集めています。聖フランシス教会は、ヨーロッパ風の街並みに溶け込んだ白亜の美しい教会です。ここにはバスコ・ダ・ガマのお墓の跡があります。
歴史
聖フランシス教会は、1503年にポルトガルのフランシスコ会修道士によって建造されした。その後、オランダ、イギリスによる植民地支配が行われ、教会の主もオランダ、イギリスと変化しました。1663年にオランダが植民地支配を行うようになると、それ以降プロテスタント教会となり、、イギリスの支配下では英国国教会、そして、現在はインドのキリスト教会と使用されている複雑な変遷がある教会です。
見どころ
聖フランシス教会は、インドで一番古い教会です。この教会には、インド航路を発見したバスコ・ダ・ガマのお墓の跡があります。バスコ・ダ・ガマの遺体は、母国であるポルトガルに移送されましたが、棺の残された跡が教会内に残っています。白亜の外観はヨーロッパ調でありながら、中に入ると大きな扇風機が回っているなど、インド独特の雰囲気があります。教会内は写真が説明も許可されているので、インド最古の教会内部を写真に残すことができます。