セビリアの考古学博物館のポイントは、先ず1階に展示されているアンダルシア州で発掘されたという考古学的ピースに尽きると言えます。先史時代から現代へのメッセージとも考えられているピースは展示されているものを見ているだけでも考古学へといざなわれていくかのように感じるでしょう。太古のロマンを時を経てきたピースを目前にみながら語り合うのもセビリアの考古学博物館でしか味わえない醍醐味といえるのではないでしょうか。人類の歴史というものを直にかんじてみるのも良いものでしょう。
歴史
セビリアの民俗博物館の前に考古学博物館が建築されたのは、1929年の事です。 イベロアメリカの博覧会の時に建設されたのです。 その美しさにて定評があり、新ルネッサンス様式を随所に取り入れたデザインからパラダイスとも呼ばれています。
見どころ
セビリア博物館ではとても興味深い趣向をこらしています。 その代表的な物が月替わりに行われている特殊講義です。 概ね、博物館は自分で見て回るものと言うイメージがあるですが、ここでは毎月その分野の専門家を招いてそこでしか聞けない話を講義として聞くことができるのです。 毎週土曜の昼から行われているこの講義はとても人気が高く国内外からの問い合わせも何度も確かめる方も多いのです。 実際にヨーロッパ各地でのこの講義の評判は常に高いものです。 どうせ行くのであれば、この講義を聞ける時に合わせていくのも良いのではないでしょうか。
