南アフリカ共和国は首都が3つあり、その中のひとつ「行政の首都・プレトリア」市内にある建物が、プレトリアの市庁舎です。南アフリカ共和国の北部にあり、ヨハネスブルグの北にある都市・プレトリアの中心地に位置し、ネルスプロイト駅より徒歩で向かうことが出来ます。市街地内のブラウンストリートに面しており、10月にはジャカランダが咲き乱れるこの地域では、シーズンには多くの人々が満開のジャカランダを見に訪れます。
歴史
市庁舎は正面から見ることのできる大きな時計台と、2つの像がそびえ立つ前庭、市庁舎内部にある回廊が見どころです。時計台には合計32個の鐘が備わっており、その美しい鐘の音が街に響きわたります。内部の閲覧は無料で、平日はもちろん日曜・休日もお昼まであいているため、いつでも訪れることができます。市内の通りに植えられた7万本もの紫色のジャカランダの花が満開になる10月に訪れたなら、ぜひ一度市庁舎にも立ち寄ることをおすすめします。
見どころ
巨大で北欧の建築を想起させるプレトリアの市庁舎の正面には、プレトリアの街の名前の由来ともなった英雄、アンドリュース・プレトリウス(1798-1853年)の騎馬像と、アンドリュースの息子で初代南アフリカ共和国の大統領として憲法を編纂したマルチナス・プレトリウス(1819-1901年)の銅像がそれぞれ立っています。また、市庁舎の反対側にはディトソング自然史国立博物館があり、一緒に訪れることをおすすめします。