「ラリベラの岩窟教会群」は、アフリカの国エチオピアの北部の都市ラリベラにある、石をくり抜いて作られた、エチオピア正教会の教会堂群です。この岩窟教会群は、世界の石造建造物の歴史の中でも非常に重要で、貴重な建造物です。ラリベラに観光に来る外国人のほとんどが訪れる場所でもあり、この街の観光スポットでもあります。岩窟教会群は第1~第4グループに分かれており、第1・2グループは街の中心地に位置していますが、第3・4グループは少し離れた場所にあるため、車などでの移動します。
見どころ
現生人類祖先の化石が数多く発見された世界遺産「オモ川下流域」の他に、エチオピアの見どころとして「オモ国立公園」があります。オモ国立公園は、エチオピア南西、タルカナ湖に注ぐオモ川に隣接するようにあるエチオピア最大の野生動物保護公園です。キリンやアフリカ象、ライオン、チータなどが生息する、まさに野生の王国です。またオモ川流域には様々な先住民が生活していることでも有名です。下唇に大きなプレートをはめているムルシ族。プレートのことを現地で「デヴィニヤ」と呼んでいますが、プレートのサイズが大きいことが美しく、お洒落な女性として回りの男性から見られます。大きいデヴィニヤをつけることが結婚するための必須アイテムとなります。