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ハトホル神殿

ハトホル神殿とは、古代エジプトの女神、ハトフルを司っており、エジプト南東部、ナイル川中流の町であるデンデラにある神殿で、複合体でできているデンデラ神殿の中の際立つ主神殿の建造物がハトフル神殿となります。プトレマイオス朝末期に建造され、古代ローマ以降の神殿や療養所、コプト教会などが残っています。神殿の壁にあるクレオパトラ7世の描写は、プトレマイオス朝のエジプト芸術の代表的な好例です。
歴史
ナイル川右岸にある上エジプトのの第6ノモスの都はハトフル女神の信仰の中心地でした。古王国時代からハトフル女神を祀る神殿は建てられていましたが、現在残っているこのハトホル神殿はプトレマイオス超時代の後期からローマ帝国時代に建てられたものです。ハトホル神殿の天井はその裏側にある古代の塗装を痛めることなく、数百年もの間黒いすすを慎重なやり方で取り除き、その結果現在もきれいな状態で残されています。この清掃の結果、壮大な天井画が大列柱室に出現し、古代にさかのぼる最も鮮やかで多彩な色彩画がいくつか発見されました。

見どころ
ハトホル神殿の多列柱室の柱には、ハトホル女神が浮き彫りにされており、ハトホル女神の上部には儀式で使用するシストルムと呼ばれる楽器が刻まれています。更に、上部や天井には、黄道12宮の象徴や太陽を飲み込もうとする水神ヌトが刻まれています。又、ハトホル神殿には屋上があり、階段の壁には供物を持って階段を上がる神官が描かれています。屋上にある礼拝堂の天井には、エジプトの星座と他文化の星座を融合した占星術関連の象徴などが刻まれた黄道12宮のレプリカがあります。神殿の外壁には、クレオパトラとカエサリオンとカエサルが大きく刻まれており、圧倒されます。

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ハトホル神殿とは、古代エジプトの女神、ハトフルを司っており、エジプト南東部、ナイル川中流の町であるデンデラにある神殿で、複合体でできているデンデラ神殿の中の際立つ主神殿の建造物がハトフル神殿となります。プトレマイオス朝末期に建造され、古代ローマ以降の神殿や療養所、コプト教会などが残っています。神殿の壁にあるクレオパトラ7世の描写は、プトレマイオス朝のエジプト芸術の代表的な好例です。