コムオンボ神殿は紀元前180年~145年、プトレマイオス朝プトレマイオス6世フィロメトルが建設を始めたと言われています。その後、歴代のプトレマイオス朝の王によって増築され、ローマ皇帝アウグストゥスの時代に完成しました。その後、ナイル川の氾濫など自然災害にみまわれ、神殿は長い時間をかけ砂に埋もれてしまい、人々から忘れ去られていきます。1893年に発掘及び修復がされるまで、半分以上が砂に埋もれた状態となっていました。
コムオンボ神殿の二重構造の神殿はとても珍しく、神殿正面の右半分はセベク神を、左半分はハロエリス神(大ホルス神)を祭っています。二重神殿の他にも、古代エジプトの医療器具や出産のレリーフが壁に描かれ、当時の医療技術を知る重要なものとなっています。1年の行事を暦で記したレリーフは世界で最も古いカレンダーの1つと言われ、ナイル川の水位を予測するナイロメーターも当時のまま残っています。約2000年の間、砂の中で時が止まっていた神殿は、古代エジプト文明の高度な技術と幻想的な姿を見せてくれる、おすすめの観光地となっています。
9泊10日のVELTRAのツアーに息子と参加しました〜♪
専属の日本語ガイドが付き知らなかった遺跡特に王妃の谷は、感動しました〜♪
昔から行きたかったギザの大ピラミッド、アブシンベル神殿、王家の谷、イシス神殿、エジプト考古学博物館は、... 続きを読む
2023年12月25日~2024年1月3日
コロナ禍で行けなかった私の還暦祝い旅行ともうすぐ還暦を迎える妻との記念旅行でした。
当初は全て個人でまわることを考えましたが、アラビア数字も言語もわからないのこのツアーに申し込みましたが最高に... 続きを読む