ピラミッドの建設はエジプト古王国時代の始まりである紀元前27世紀の第3王朝から始まりました。古王国時代は紀元前27世紀から22世紀までの約500年間で、第3~第6王朝まであります。この時代には王の権力が強まり、行政組織が整備されて、中央集権化が進みました。ピラミッドが盛んに建造され、ピラミッド時代とも呼ばれています。第3王朝のピラミッドは階段状のピラミッドでした。第4王朝のクフ王の時代になって初めて四角錐型の真正ピラミッドが完成しました。高さが約150m、1辺が約230mの世界最大の建造物でした。その後高さ約143m、1辺が約215mの2番目に大きいカフラー王のピラミッドが建造されました。一番小さいメンカウラー王のピラミッドは高さ約66m、1辺が105mと、先の両王のピラミッドに比べ半分以下の大きさになっています。
ギザの三大ピラミッドのうち、現在クフ王のピラミッドの内部に入ることが出来ます。階段は角度が急で、通路は狭く、身をかがめて通過する場所が多く、注意が必要です。「大通廊」に出るとそれまで狭い場所を通ってきたので、天井の高さに驚きます。最後に石棺だけが置かれている王の玄室に到達します。ギザのピラミッドの周辺には復元されたクフ王の船を見学できる「太陽の船博物館」の他、三大ピラミッドと並ぶ観光スポットのスフィンクス像があります。
ギザ、サッカーラ、メンフィス、ダフシュールの遺跡を巡るツアーに参加しました。
ガイドさんの日本語の上手さと知識は凄いです!
楽しく遺跡を廻れました。
オススメのツアーです!
カイロは客引きやぼったくりが激しい上に公共交通機関がほぼないので、1人で全部見て回るのはとても大変です。少し高かったですが、このツアーに参加して良かったです。