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ポンペイの柱

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アレキサンドリアは、エジプト北部の地中海に面した重要な港湾都市にして、カイロに次ぐエジプト第2の都市です。アレキサンドリアは、マケドニア国王アレクサンドロス3世の東方遠征の途中で軍事拠点として紀元前332年に建設された都市であり、アレクサンドロス3世の名を冠した一番最初の都市です。アレクサンドロス3世の死後、部下であったプトレマイオス1世が興したエジプト最後の王朝の首都として発展し、「世界の結び目」と呼ばれていました。
歴史
ポンペウスは、紀元前89年にコンスルであったG.ポンペウスの息子であり、紀元前91年の同盟市戦争では、スラを支持してマリウスに勝利し、スラの死後オプチマテスの代表となった。その後、紀元前48年にカエサル・シーザーに敗北し、逃亡先のエジプトで暗殺されています。ディオクレチアヌス帝は、ローマ帝国の軍人皇帝時代に幕を引き、政治体制を元首制から先生君主制に変革し、更に四帝分治制により帝国支配制度を再編成しました。又、303年にキリスト教信徒に対して、歴史上最悪の迫害を行った皇帝でもあります。

見どころ
アレキサンドリアの南西の丘に立つポンペイの柱は、紀元前60年第1回三頭政治を行なった閥族派の首領であるポンペウスがこの地に埋葬された伝説に基づいて命名されています。又、292年のローマ帝国皇帝の記名から、ディオクレチアヌス帝の柱とも呼ばれています。ポンペイの柱は、高さ30m、柱身22m、柱の直径は上部2m30cm、基部2m70cmのアスワン産の赤色花崗岩です。本来は、ローマ帝国皇帝ディオクレチアヌスが建設させた図書館の柱として、約400本あったとされています。

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