三国志ファン必見!! 赤壁の戦いの舞台となった「三国赤壁古戦場」を巡る日帰りツアー＜日本語ガイド／武漢発着＞

208年に中国統一を果たすべく江南地方平定を目指した曹操軍数十万は、赤壁で孫権と劉備の連合軍と戦い大敗を喫しました。その結果、魏、蜀、呉の三国に分立することになります。三国赤壁古戦場はその戦いの舞台となった場所です。

1936年に作られた翼江亭は赤壁山の川沿いの所に位置し、明清時代の建造物風な建物です。柱には民国時代に書かれた詩があり、赤壁の戦いの際には周瑜が曹操軍を破る時の指揮した場所だといわれています。

周瑜は黄鶴楼(こうかくろう)で宴会を行うといって、劉備を殺害することを企みましたが、この作戦を諸葛孔明に見破られて劉備はうまく救出されたという話があります。これを「周瑜望江亭の宴」といい、望江亭はこの時の宴に使われた場所です。

1991年の1月に湖北省博物館美工の陳志新によってデザインされ、26個の花崗岩によって作られています。デザインは、周瑜が鎧を身につけ、マントを羽織り、手に剣を持っている姿を表しています。

中国初の古い戦史をテーマとする陳列館です。館内には挨拶の展示ホール、戦況模型展示ホール、三国人物蝋人形展示ホールと、文史資料室があります。館内の展示品によって、東漢年末の人文歴史と当時の三国赤壁の戦いの壮絶なシーンを再現しています。

武侯宮とも呼ばれている拝風台は、赤壁の戦いの際に諸葛孔明が「祭壇を作り、東風を借り、周郎に力を貸す」と言って建てたといわれています。二度の再建築を経て、前後の建物が繋がり、周りを松の木に囲まれ、とてもスケールの大きい観光地となりました。

鳳雛庵は3つの部分に分かれており、第一室に厖統(ほうとう)の全身彫刻像が奉祀されています。第二室が赤壁図書館、第三室が待合室となってます。鳳雛庵の外に樹齢千年の銀杏の木が立っており、巨大な枝がまるで傘のように鳳雛庵の上を広がっています。

赤壁摩崖石刻は周瑜が曹操を倒した後、勢いのあまり石で「赤壁」の2文字を書いてやったという説がありますが、字体を考検証したところ、唐代の人が書いたと考えられています。また、長江を一望することができるおすすめのスポットでもあります！